弊社、JWHDは、、、(JW全員)4

180ー紫 ページ46

濱田side









いつもどおり。









いつもどおりに見えるけど、なんか様子が違うA。








ちょっと疲れてるだけかな？









いや…なんやろ、この違和感は。









もともと鈍い俺でも察知できるって相当なんちゃうか…？









濱「…あ、それうまい？」






「…え？あ、うん、美味しいよ！」








濱「じゃあ俺も食べよ…うん、めっちゃうまいやんっ」






「んふふ、ね、美味しいね」









その、俺に合わせる愛想笑い。一瞬、心あらずな表情とか。









一番仲のいい同期なんていう無難なポジションから抜け出るチャンスだったりするんちゃうか？









濱「…なぁA」








わざと低い声を出して見つめた。









「……ん？」









濱「なんかあったん？」









「えっ……なんで」









明らかに動揺してるやん。








かと思えば、困った顔で俯いた。









濱「……あちゃ〜。さてはこの空気、ハマちゃんの勘ハズレ、やな？笑







なんかあったか思ったけど、気のせいかなっ」









これ以上は困らせたくなくて…いや、しつこく聞いて嫌がられたら辛いから








わざとおどけてもう聞かないでおこうと思った。









あはは、とAも困ったように笑って終わらせようとした。









濱「でも…」








俺は、Aの頭にポンと手を乗せた。









濱「なんかあればいつでも言うんやで？」









俺はもう一度、真面目にそう伝えた。

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