弊社、JWHDは、、、(JW全員)4

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Aside









電話口のハマちゃんの声が、耳に入っているようで入っていないような。








濱 “ A…？なんかあったん？声に元気がない気ぃすんねんけど… ”









ハマちゃんのこと待たせてる、急がなきゃ。








逃げるようにオフィスを飛び出すと、出入り口の横に…









「っ…と、びっくりした……」









藤「…お取り込み中やったから。ここで待ってた」








藤井くんがちょっとお疲れ気味の顔で壁に寄りかかっていた。









「そんな、お取り込み中ってわけじゃ……」









藤「どっからどう見てもお取り込み中でしたけど？」








「……私、待ち合わせしてるから。急がなきゃ。」









藤井くんからも逃げるように小走りでその場を離れた。









「はぁっ、お待たせっ、ごめんハマちゃんっ、はぁっ」








先にお店で待っていたハマちゃんはヘラっと笑ってくれた。









濱「お疲れ〜、走ってきたん！？慌てんでよかったんに〜。笑」









わかんない、自分でもわかんない。








小瀧くんに抱きつかれたドキドキ？







ハマちゃんに電話の声だけで動揺を悟られてしまったドキドキ？







藤井くんに見られてしまったというドキドキ？







全てをごまかすために走って自分の心拍数を上げた。









濱「ほらほら、水飲みっ。あと、これっ、メニュー！あ、注文は落ち着いてからでええからなっ？」









「ごめん、ハマちゃん、ありがとう…」









そのあと、なるべくさっきのことは考えないようにしようとハマちゃんと絶え間なく他愛もない話をし続けた。







いつもより少し飲みすぎたし。

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