弊社、JWHDは、、、(JW全員)4

173 ページ39

Aside









今日のプロジェクトのミーティングが始まる前に中間課長のデスクに行った。









けど、明らかにこれから外に行ってしまう感じで立ち上がってジャケットを羽織ってる。









声を掛けようか迷っていたら、目が合って








その瞬間、ニコッと微笑まれた。









「おはようございますっ。出がけにすみません。昨日はありがとうございました。お急ぎクリーニングに出してるので…」









中「えぇ！よかったんに。アパレル部の経費でクリーニング出しちゃえばええのに。





ごめんな、先に伝えとけばよかった」









「いえいえ！とんでもないです」








中「じゃ、いってきます」







「いってらっしゃいませ」









お辞儀をしたら課長が去っていく瞬間に、課長の高そうな香水の残り香が漂った。









あ…そういえば今日のミーティングは……









神「よろしくお願いします」









八賀「昨日お伝えしたとおり、今日は初めて神山さんにミーティングに参加してもらいます。






ざっくりとホームページのデザインもそろそろ同時進行していかないと、直前にお願いして神山さんにご迷惑とならないようにしましょう。







そのためにも、今からブランドコンセプトなどは伝えていきます。」









神「ホームページデザインも、細かな変更点があれば遠慮なさらず適宜おっしゃってください。





臨機応変に対応できるよう頑張りますので。」









八賀「あとは…神山さんは毎回ミーティング参加とはいかないと最初に伝えてありましたが、


せっかくのこのプロジェクト唯一の男性です。







貴重な男性目線の意見としても、よかったら気になることがあればぜひ言ってくださいね」









神「…実は、姉と妹がいまして、


実家にいるときは洗濯のときに下着見てたんで変に免疫付いてもうて…




やから、せっかくなんで意見させていただくこともあるかもしれません。




そういった点も含めて、よろしくお願いします。」









…そっか、妹いるって聞いてはいたけど、お姉さんもいるんだ。

174→←172ー紫

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す