弊社、JWHDは、、、(JW全員)4

159ー紫 ページ25

濱田side









商業施設に着くと、土日でしかもサマーセールとかぶってかなり混んでた。









濱「ごめんな、タイミング悪かったかもしらんわ」







「全然いいよ、そんなことで謝らないでよハマちゃん。笑」









ポン、と肩を触られて勘違いしそうになる。









「なに笑ってんの〜」






濱「いやっ、なんもないよ！」









視察でときどき携帯にメモをしながら見て回る。









「ハマちゃんっ、私お手洗い行ってもいい？」









濱「おぉ、いってき？視察も含めてごゆっくり。



俺ちょっと一本吸ってくるわ。」









濃淡グラデーションのすりガラス張りの喫煙所はなかなかオシャレ。






　はぁ〜、こうゆうとこのデザインもやっぱ重要やなぁ。







勉強になります。ガラスの壁に寄りかかってまた携帯でメモ。









" コンコン "









音がして振り返ると、小さい手のひらがすりガラスに添えられていた。







Aや。笑









すりガラスに顔を近づけたら、顔のところに手を当てられて、そして喫煙所を出た。









「お待たせ〜！」







濱「よう俺ってわかったな！」








「わかるよ〜、すりガラス越しになで肩シルエットでね！」








濱「俺と同じくらいのなで肩の人やったらどうするん！笑」








「あ、すりガラス越しにハマちゃんの優しいオーラも出てたからね！」







濱「ほんまかいな。笑




なで肩でわかるとかめっちゃ嫌や〜」








「え、ごめんね、そんなつもりで言ったんじゃ」









濱「あ、ちゃうちゃう、いつものことやし。笑」









「でも、例えばハマちゃんのことが気になってたとして、




ハマちゃんっていい人だしかっこよくて素敵なんだよな〜、いや、でもなで肩がちょっと…





ってマイナスにはならないでしょ！笑」









わたくし濱田、きゅんきゅんしてます。








「それになで肩だと和服似合うしいいじゃん！」









全てポジティブに変換してくれるAとずっと一緒におれたらなぁ。








濱「…そっか、ありがとう。」









「あ、そうそう！混雑回避の工夫がされててお手洗い混んでなかったの！


でもしっかり中の視察してきたよ！」







濱「へぇ！ほんまぁ！？すごいな今どきのトイレは！



ありがとう〜！」

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