弊社、JWHDは、、、(JW全員)4

152ー紫 ページ18

濱田side









エレベーターに乗って、1人であることを確認した俺は





即座に携帯をインカメラにして構えた。









「あ！ハマちゃんっ！」









偶然、次の階で乗ってきたAに見られた。









濱「おー！お疲れー！」








「ん…？今、ハマちゃん自撮りしてなかった？笑」








慌てて下げた手には携帯。









濱「してへんわ！笑





ちゃうねん、あんな、ホクロがまた増えてもうてさ〜、携帯で顔のホクロ見ててん。笑





今、外行ってたから紫外線とか気になってな〜」








「あー、ホクロかぁ〜。





でもそんなに気にしたことなかったけどね？」









A…それは俺に興味ないからなんちゃいますのん？笑









「ホクロって色っぽくていいじゃーん？」









…うわ、俺の顔をいろんな角度から覗いてホクロ確かめられてる…。









ドキドキするからあえてちょけとこう。








濱「いやん！見んといてっ！





セクシーなホクロってちょっとあるからええやん、



俺のほら見て？ドゥララララ〜ってあるやん」









「あははっ！でも私も気になるホクロがあってね〜、場所が悪いというか」







濱「へぇ？どこぉ？」






「あ、まぁ服で隠れるところだからいいんだけど」







服で！隠れるところ！迂闊にそんなこと言うたらあかん！



勝手にいろんなこと想像してまうのが男なんやで！！！







「ハマちゃんは体にもあるの？」







濱「あるある！ほら見て！最近鎖骨にも出来てもうてさぁ〜、めっちゃイヤ！」








ネクタイを緩めてワイシャツのボタンをちょっと外して見せた。









「ちょっとハマちゃん！人が乗ってきたらどうすんの！笑」








濱「あはは！それもそうやな！すまんすまん」








…あ、そうや。









濱「なぁ、今週末、でかいショッピングモール行くんやけどよかったら付き合ってくれへん？」








そこで俺が降りる階に到着してもうた。









「え、？…わっ」









閉まりかけたドアを手で止めて、Aの手首を掴んでエレベーターから降ろした。

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