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部屋の中にいるのはガープ中将だけではなく
ボルサリーノ大将、サカズキ大将、クザン大将の
三大将が揃っていた
他にも元帥センゴクや電伝虫がいた
電伝虫は世界政府の人と繋がっている様だ
なんか、ガープさんがいるのおかしい気がしなくもないが
会話の内容からするに
センゴク元帥が引退することで推薦されたのは
クザン大将
しかし、世界政府から推薦されたのは
サカズキ大将
「俺はサカズキが元帥になることだけは
賛成できない」
クザンさんはサカズキ大将が元帥になることを嫌っていることが様子から分かる
普段の様子からは想像つかない
「だァァ！こうしてても埒があかん！！
2人で戦って勝ったやつが元帥になればいいじゃろがい！！！」
深刻な空気にガープさんの叫びが響いた
あの人は考えてんのかなんなのか、よく分かんない
〈そうだな、そうしてもらおう〉
電伝虫が喋る
〈パンクハザード、あそこなら誰もいない
好きにやればいい〉
「いいねぇ〜」
「わかった」
「承知した」
「よし！」
それぞれ反応し、解散のムードを出していた
『あっ、コビーくん、どうしよう』
コビーくんといるのを忘れてた
盗み聞きなどよく思われる訳がない
「と、とりあえず元の部屋まで戻りましょう！」
部屋の中で誰かが歩き出す音がしたと同時に
私とコビーくんは走り出した
部屋に戻るまでひたすら足音を消して走った
____その間コビーくんは私の手を握り続けてくれた
別に、この建物で迷子になる訳ないし
足手纏いになる程足は遅くないのに…
その大きくて暖かい手に
私の心は落ち着いた
クザンさん……私一応、心配してますよ
.
『クザンさんの言ってた、野暮用ってアレだったのか』
「えぇ、きっとそうでしょう」
『敬語』
「あ、もう！僕には無理ですって」
『はいはい頑張れー』
部屋に戻れた私たちは扉をバタンと勢いよく閉めた
その扉に背をつけコビーくんと見つめ合った
部屋にいた海兵たちには変な目で見られた
そりゃ急いで帰ってきた2人が
こそこそ話してれば気になるものだ
『ねぇねぇ、コビーくんさっきの感じだと、ガープさん帰ってくるかな』
「きっと」
『扉から離れた方がいいかなぁっ！？！？』
「うわぁっ！！」
外から勢いよく扉が開かれた
その衝撃で私とコビーくんは飛ばされた
「ワシがかえったぞォ！！！！」
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りり - コビーのことすごい好きなのかな。。私もコビー大好き。次も楽しみにしてます。 (2022年12月19日 20時) (
レス) @page1 id: 856cad5503 (このIDを非表示/違反報告)
チトセ - 凄く面白くて、ワクワクするので続きがめっちゃ楽しみです！！ (2022年10月2日 19時) (レス) @page20 id: 11d333baeb (このIDを非表示/違反報告)
ユヅ(プロフ) - 神作品の予感がプンプンしていたので見にきました。そしてこの作品のおかげで楽しみが一つ増えました😇。応援してます！！ (2022年9月20日 21時) (レス) @page2 id: 9898b37776 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はにーちゃん | 作成日時：2022年9月20日 2時
