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｢出ェたァ〜〜っ！！｣
ナミちゃんの暴風によってガスを飛ばし
私たちはたった今研究所から脱出することに成功した
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｢あ！ロボだーーっ！！｣
脱出し早速目に入ったのは
麦わらの一味であるサイボーグフランキーのロボ姿
船番のため一足先にこの場にいたらしい
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ロボに興奮する男共を冷ややかに横目で見ながら
ふと腕に巻き付いたままローを見上げると
突然ローの顔色が変わった
｢バッファロー！！･･･ベビー５！？｣
ローと同じ方に視線をやると
何やら変わった男と女がいた
ローは友達も居ないし顔も広くない
彼の人間関係で私が知らない人は居ないはずなのに
『あなたに女の知り合いがいるなんて聞いてないけど』
怒りを含みながら言い
絡んだままだった腕をスっと払うと驚いた顔でこちらを見る
こんな時だが気になってしまうものは仕方ない
面倒臭い性格だとは自分でも自覚している
｢ロー！！あなた本当にジョーカーに盾つく気！？｣
｢この裏切り者がァ！ジョーカーはお前の為にまだ"ハート"の席を･･･｣
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二人の言っているジョーカーの意味は分かるが
当の二人の存在は知らない
しかしローは二人の存在を気にも止めず
私に腕を払われた事にダメージを受けている
｢･･･A、コイツらは前に話した"ジョーカー"の一味だ
敵だぞ 何もねェ｣
悲しそうな顔のローはそう言いながらぎゅっと抱きしめてくる
その姿が可愛かったので思わず強めに抱きしめ返した
『当たり前ね、何かあったらあなたを殺してるわ』
｢そうだな｣
と、ここで
忘れてしまいそうだったが
今はこんな事をしている場合ではないことを思い出す
私たちは名残惜しくも離れて目の前の敵に向き直った
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いのぺい(プロフ) - __ne_mU_さん» コメント、お気遣いありがとうございます。お待たせしました(＞＜)時間を見つけて修正していく予定ですが、引き続きお楽しみいただければ幸いです^^ (2020年11月5日 22時) (
レス) id: 3cc87be8e2 (このIDを非表示/違反報告)
__ne_mU_(プロフ) - 待ってました.....今から楽しく読ませて頂きます。お忙しいということで大変かと思いますが身体にきをつけて無理ない範囲で更新お待ちしてます (2020年11月4日 13時) (レス) id: 6cb15a22ae (このIDを非表示/違反報告)
いのぺい(プロフ) - 高飛車さん» とても励みになります！ありがとうございます！最後まで頑張ります！ (2019年9月10日 19時) (レス) id: bdfa97ae9a (このIDを非表示/違反報告)
高飛車(プロフ) - ローさんイケメンすぎてニヤニヤしちゃぃます！物語も最高です！これからどうなっていくか気になりどころなので、最新楽しみです！ (2019年9月10日 19時) (レス) id: de9b431952 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いのぺい
| 作成日時：2019年9月7日 15時
