パパと娘のほんわか毎日【黄】

風邪【心都さまリクエスト】 ページ41

るぅとside


ピピピピッ。
Aの脇の下にある体温計が鳴った。


る「あららー、38度……完全にお熱あるね」


「んー……」


今日は、Aがお熱が出たので学校はお休み。
僕は、Aの学校の先生に連絡をしておかゆを作った。


「こほっ、こほっ！」


朝から、お咳もしていて止まらないみたい。
僕はAの体を撫でた。


る「おかゆ食べる？」


「うん……」


僕がおかゆを渡すと、Aはふーふーと覚ましながらスプーンで食べた。

おかゆを食べおえると、僕はAを赤ちゃんのように体をさすったり、頭を撫でたり、本を読んであげたりした。

こうやって、Aが家にいるとずっと一緒にいられるんだなぁ。


る「たまには、お熱っていうのも悪くないかもね」


「え？」


る「ううん、今のはパパの独り言。はやく元気になって、学校にまた行けるといいねー」


「うん、りかちゃんにもあいたい……」


そう言ってからAは顔を突っ伏して、くたんと眠った。

Aの小さな体を見て、僕はとにかく愛おしい、それ以外の言葉はないくらいに娘が可愛くて仕方がなかった。


「パパ……だい……すき……」


目を閉じながら、もごもご言っているA。


る「パパも、大好きだよ」


2日後になって、Aの熱が下がるまで僕は普段学校に行ってできない分、たくさん愛撫をした。




End
心都さま、リクエストありがとうございました！

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