パパと娘のほんわか毎日【黄】

お散歩 ページ16

るぅとside

今日は確か午前中だから、Aもうすぐ帰ってくるな。


「パパー、ただいま！」


る「おかえり。早かったね」


「今日は午前中だけだからだもん」


る「そうだったね。お昼食べて、みるくんのお散歩に行こっか」


「うん！ いくいくー！」


僕とAはお昼ご飯を食べて食休みをした後に、みるくんの散歩の準備をしながらAに聞いた。


Aは、白いすとぷりキャップをかぶって外に行く準備をした。

僕は、みるくんにリードをつける。


「こうえん、こうえん！」


片手はリードを持って、もう片方の手はAと繋ぐ。
お日さまがカンカン照りで、幼稚園や小学生の子達も一輪車を漕いだり、鬼ごっこをしたり、元気そう。


「パパー、あの売店のソフトクリームたべたーい」


る「いいよ」


ちょうどおやつの時間だし、いいよね。

僕はAが出してきた、てのひらに300円を乗せた。


「チョコあじのソフトクリームください！」


「はい、ありがとうございます」


Aは嬉しそうに、店員さんから受け取ったチョコソフトクリームを嬉しそうに舐めている。


莉「るぅとくん、Aちゃん！」


見てみると、つくねちゃんをリードにつけた莉犬がいた。


る「莉犬！」


「りいぬくん！ あっ、つくねちゃんこんにちは！」


莉「こんにちはー！ あれ、Aちゃんソフトクリーム食べてんの？ いいなー！」


「一口どうぞ！」


莉「うわーありがとう！」


Aが口の端っこにチョコソフトクリームがついてるのに気がついたのは、結構後のことだった。

このタイミングでなのですが……→←朝

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