第六話 ページ7
翌朝
ホットミルクのおかげか、深い眠りに付けた感じがする
体感的には朝の4時くらい
心地よい朝の風が頭をスッキリとさせてくれる
「……結局、私の夢じゃないってことなんだね……」
朝目が覚めても、いつもいる自分の家じゃなかった
いつも隣で旦那が寝ているはずなのに、いなかった
今目の前にある大海原は、間違いなく現実だった
「どうやったら私は帰れるんだろう……」
そんなこと言ったって誰かが知ってるわけでもないしなぁ
「どうせこの世界にいるなら、私も悪魔の実食べて超強い奴！覇王色、武装色、見聞色の覇気全部使える！とかのチートキャラが良かったなぁ」
あるのは虚しい四角い板と、顔、体格、どこをとっても普通の一般人
「現実辛いなぁ……」
ｷｨ
「！！」
ロー「……なんだお前」
ちょ、まって……
「……ロー様？」
ロー「何故俺の名前を」
「あ、いや、その……は、はははは」
ロー「お前……昨日の騒がしかった原因か」
「えっ」
徹夜明けなのかめちゃくちゃ隈が濃い、そして目付きが果てしなく怖いです、私の推し
ロー「新しい仲間とか言って麦わら屋が騒いでた、その仲間がお前か」
「は、はい……そう、です……その節はご迷惑を……」
なんか、殺されそうな雰囲気……めちゃくちゃ怖い
ロー「お前……弱そうだな」
「……まぁ、普通の市民なので」
ロー「普通の……？」
「遭難してました、そしたらルフィくんとナミさんが助けてくれて……生憎どこから来たのかが分からないので…記憶が戻るまでの間お世話に…」
ロー「ほう……」
ロー「……あんまり足引っ張るなよ」
「す、すみません……て言うかお聞きして失礼ですが、貴方様は何故サニー号に？」
ロー「お前には関係の無い事だろう」
「んなっ……た、確かにそうですけど……」
これがツン100％の力……やりずらい！！！
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作者名：(´・ω・｀) | 作成日時：2022年9月6日 17時
