【ONEPIECE】何も知らない私がワンピの世界に飛び込むと (ページ35)

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第三十四話ｰローsideｰ（微r18）ページ35

「…………」
ロー「こいつ…俺の気も知らないでよくも…」

俺の煽りに見向きもせず、静かに寝息を立てて深い眠りについているA
これじゃただ眠たいコイツをベッドに連れて行ってやっただけになってしまった

ロー「…俺も寝るか」

流石に３日連続で徹夜をしてしまったら眠たさが勝ってしまう。Aが入っているが遠慮なしにベッドに潜り込んだ
…これ後で絶対殴られるな…アイツ意外と容赦なく蹴り上げたりしてくるし

ロー「…無駄に体温高いな、あったかい…」

昨日は夜遅くまで海風に当たっていたせいか、それともコイツの体温が高いのか分からないけど、この人肌が心地良く感じた
…でも、1人用のベッドに2人で入ってるからちょっと狭い

ロー「お前、体小せぇ…覆い被されるじゃねぇか」

腕枕をして、全身でAを抱きしめる

ロー「…良い抱き枕だ」

小さい体が、愛しく感じた
嗅ぎ慣れない匂いがする…
でも匂いがすごく好みだ、ずっと抱いていたくなる

…………

眠たいはずなのに、気持ちがまた昂ってしまってどうにも冴えてしまう

ロー「…お前といると調子が狂う」

首筋に顔を埋める

「ん…」
ロー「…」

女らしい声が平常心に刺激を与える

あぁくっそ…そういうのは起きてる時にしろよな…

首筋を甘噛みする

「ぁ…」

か細い声が聞こえる

そそられるようにまたキスをする

何回も、何回も、マーキングする

ロー「…A、首筋にキスをする意味わかってるか？」

寝ているAに問いかける
もちろん、夢の中にいるコイツは返事なんてくれる訳がないが

ロー「執着だ。それほどまでに俺はお前に本気なんだ」

押し倒し、服を少し脱がせる

ロー「胸は独占」
「ん、」

真っ白な肌に赤い印を着ける

ロー「手首は強い好意」

山賊に襲われた時に出来た、生傷が痛々しい手首は優しく

ロー「腰は束縛」

今にも折れてしまいそうな細い腰には、甘く噛み付く

「んんっ…？」

ロー「そして、太ももは支配だ」

指でなぞって、キスをする

本気で振り向いてほしいから、手段は選ばねぇ
だが、無防備なところを襲ったところで面白くない
ちゃんと、コイツを落としてからじゃねェとな

服を元に戻し、再び腕枕の体制をとる
額に優しくキスをして、俺も眠りについた