私の姉はお医者さんPart57

リビング2 ページ34

優子side



家でも出来る仕事は泣く泣くお持ち帰り。(苦笑)
やっとの思いで19時には家に帰ってくることに成功した。



優 「 ただーいまぁー・・・ｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､」



み 「 おぉっ、優子っ。おかえり。」



明 「 おかえり〜。(笑)」



優 「 りのりえは？・・・あと､､､はるちゃんもまだ？」



み 「 りのりえは先にお風呂。
はるちゃんはまだ帰ってきてないなぁ､､､」



明 「 けどみなみちゃん。
あと30分くらいで帰ってくるって連絡来てなかった？」



み 「 あ、そうそう。はるちゃんはそんくらいだって。」



優 「 30分・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎ､､､
じゃ、ちょっと、部屋行ってくる。ご飯の時に呼んで？」



み 「 わかったー。」



部屋着に着替えるついでに、
お持ち帰りしてきた仕事を終わらせちゃおう。



優 「 ・・・あっ､､､ｹﾞﾎｹﾞﾎ、みなみ。」



み 「 おおん、どうした。(驚)」



優 「 朝、差し入れくれてたから。ありがとう。」



み 「 おおー､､､いいんよそんくらい。(笑)」



優 「 うん､､､ちょうどご飯抜いてて・・・助かった。」



み 「 ちゃんとご飯は取ってくれよー｡｡｡」



優 「 仕事がさ・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｯ､､､
だからありがと。ｹﾞﾎｯ､､､今度お返しする。」



み 「 ありがとうだけで十分、お返しよー。(微笑み)」



優 「 ありがとありがとありがと・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎ､､､」



み 「 そーいうんじゃないだろーが､､､(笑)」



発作の影響か忙しさのせいか朝から食欲がわかなくて、
みなみの差し入れを知るまで何も口にしてなかったから、
言葉にしてる以上に本当に感謝はしてる。



優 「 じゃ・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎ､､､部屋行ってくる。」



み 「 うんっ、行ってらっしゃい。(笑)」



〜優子部屋〜



優 「 ・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｯ､､､ふぅ・・・
・・・仕事仕事・・・ｹﾞﾎｯ、はぁ､､､仕事しなきゃ・・・」



──ピロン､､､♪



優 「 ・・・ん､､､???」



智美 「 優子お疲れ様。明日提出の資料？
病棟長に明日の朝、7時までに直接提出だって。」



優 「 え､､､うそ・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､病棟長か・・・(苦笑)
っっ､､､ｹﾞﾎｯ､､､ｹﾞﾎｯ、ｹﾎｹﾎｯ､､､ｹﾞﾎｯ・・・ﾊｧ､､､(汗)」



病棟長、頭がお固くて気も利かなくて苦手なんだよな､､､
なんて考えてたら急に咳が止まらず苦しくなってきた。(汗)

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