私の姉はお医者さんPart57

午後の病室 ページ30

優子side



ある程度の仕事を終わらせた今は15時半過ぎ。
時間的にもちょうどいいし由紀の好きなアイスを持って、
病室に顔を出すことにした。



──ガラガラ､､､



優 「 由紀〜・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､」



由 「 ・・・・・・・・ん､､､んぅ・・・」



優 「 由紀。来たよ。ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､気分、どう？(撫)」



由 「 ・・・・・・んっ・・・ゆ､､､ちゃ・・・？」



優 「 ゆうちゃんだからお布団から顔、出ておいで？(撫)」



由 「 ・・・んんんぅ・・・・・ゆ・・・ぅちゃ・・・(ｳﾙ)」



優 「 どうしたの､､､ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、
お目目、うるうるじゃん・・・由紀、しんどい？(撫)」



由 「 んぅぅぅ・・・・・っ・・・(ｳﾙ)」



布団から顔を出した由紀の目はうるうるに潤んでて、
何かに耐えるように布団をぎゅっと握ってる。



優 「 どうしたの？・・・言って､､､？ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､
言ってくれないと、分からないよ。(撫)」



由 「 んぅぅぅぅ・・・・・い、たぁぁぁい､､､(ｳﾙ)」



優 「 あたま？(撫)
熱さまシート、交換してみよっか。持ってくるよ。」



由 「 あ、たま､､､も、だけどぉ・・・・ぅぅぅ､､､
せ、なかぁぁ・・・せなか、いたぁい・・・(ｳﾙ)」



優 「 背中???ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､背中かぁ・・・
麻酔が切れて、感覚が戻ってきて、ｹﾞﾎｯ､､､
検査で針刺した所が痛いのかな・・・少し、見てもいい？」



由 「 ・・・・・んっ､､､(ｳﾙ)」



優 「 ちょっと、服を捲るね・・・・・・・・」



検査した所が膿んでたり腫れてたりはしないし、
見た感じは特に問題もなくて大丈夫そう。



優 「 特に問題はないから大丈夫だけど・・・ｹﾞﾎｯ､､､
辛かったら、痛み止めのお薬、飲んでみる？(撫)」



由 「 んぅぅぅ・・・・・・なおるぅ､､､？(ｳﾙ)」



優 「 時間経過と共に痛みはなくなってくし、
痛み止めを飲んだら、和らぐとは思うよ。(撫)」



由 「 ん・・・・・・のむぅぅ､､､(ｳﾙ)」



優 「 飲めそう？少し苦いかもしれないよ？(撫)」



由 「 ・・・・・ん・・・のむ・・・(ｳﾙ)」



優 「 じゃぁ持ってくるね。ｹﾞﾎｯ､､､少し、待ってて？(撫)」



由 「 ・・・・・・ん､､､(ｳﾙ)」



優 「 由紀。アイス買ってきたから、食べててもいいよ。」



オーバーテーブルにアイスとスプーン、飲み物を置いて、
体が冷えないように布団を掛け直してから病室を出た。

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