私の姉はお医者さんPart57

検査 ページ19

優子side



由紀に一通りの説明はしたし、
そろそろ検査室に移動しようかな。



優 「 検査室に移動しよっか。
由紀、自分で歩けそう？抱っこしようか？」



由 「 ・・・ん・・・あるく・・・」



優 「 歩ける？無理しないでね｡｡｡
しんどくなったら、抱っこしてあげるから。」



由 「 ん・・・(ｺｸﾝ)」



〜RI検査室〜



──トントン､､､ガラガラ・・・



優 「 着いた〜・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､はい、入って？」



由 「 ・・・ぅん､､､だれか、いる､､､？」



優 「 佐江ちゃんとれいにゃんがいるよ〜。」



由 「 ・・・しつれーしまぁす・・・」



佐 「 おっ、由紀ちゃん〜。キタキタ。(笑)」



れ 「 由紀ちゃんいらっしゃい。(笑)」



緊張した面持ちで見慣れない検査室に入った由紀に、
変わらぬ笑顔で2人が迎え入れてくれた。



佐 「 準備は出来てるよ。」



優 「 ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､ありがとう｡｡｡(笑)」



れ 「 由紀ちゃんこっちおいで。(笑)
・・・ここのお椅子に座れるかな､､､？」



由 「 ぅん・・・・・座るだけ､､､？」



れ 「 うん♪」



優 「 私も座ろ〜っと､､､ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､
はい由紀ちゃん。こんにちは。先生の大島優子です。(笑)」



由 「 ﾋﾞｸｯ)え・・・こわい､､､へんなの､､､(汗)」



優 「 ちょっと先生風に挨拶してみたんだけど、どう？(笑)」



由 「 どうもこうも・・・へんだよ､､､」



佐 「 変だそうです、優子先生のご挨拶。(笑)」



優 「 いつもコレなんだけどな､､､(笑)」



まぁ挨拶を否定されたのは置いておいて・・・
まずは由紀の腕から採血をしちゃおう。



優 「 点滴してるから・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、右腕かなぁ､､､」



れ 「 わかりました。
由紀ちゃん、この台に右腕を出せるかな？」



由 「 ・・・ぅん､､､なに、するの､､､？(汗)」



優 「 採血だよ〜。」



由 「 だっきらいなやつだ・・・はぁあ・・・」



優 「 よいしょ､､､っと・・・由紀、キツくない？」



由 「 ぅん・・・へぃき､､､あぁーーーー､､､」



佐 「 どうした、奇声上げて、(驚)」



由 「 いーだーいー・・・(汗)」



優 「 まだ何もしてないけど？(苦笑)
由紀。いつもみたいに親指を軽く握れる？」



由 「 ・・・・・んっ・・・(汗)」



採血は由紀も慣れてるからか、
迷いなく親指を中に入れて手を軽く握ってくれた。

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