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ー 第三特異点 24 ー ページ25

「あんれ?
なんか可愛い子増えてませんか?
イイ!イイですなぁ!じつにヨロシイ!

片目隠れ系美少女に和モノ系美少年!
誰の好みだったかな?

イヤイヤ、うら若き少年少女に踏んでもらうのもいいですネ!

ゴキブリを見るように蔑んで頂きたい!」

「マスター、即死付与率の向上をお願いします」
「オーケー。令呪をもって命ずる。
アーチャー、あの男を即死s「とりあえず落ち着いてください!!!」

舌打ちを受け流す。
さすがに名乗りを上げる気にはならない。

無論、サーヴァントとしての、
アルジュナの真名(な)を教えたくもない。

「撃て」
「へ、姉御?」

しかし更に耐えきれなかったのは、
我らが船長、ドレイクであった。

「大砲。ありったけ。いいから撃て。
さもないとアンタたちを砲弾代わりに詰めて、撃つ」
「あ、アイアイ!」

乗組員は慌てて砲弾にとりかかる。

「そこのマスター二人!
それからアーチャーとシールダー!
あの史上最低のフナムシがこっちに来ないよう、
しっかり私を守りなさい!」
「ええ、喜んで」

女神の希望に、とても穏やかに微笑んだ。

「・・なんだかその笑顔は好きじゃないわ」
「・・ふふふ」



向かってくる敵対海賊たちは片っ端から叩きおとしていくが、
それでも連中の勢いは止まらない。

「・・・」

冷静さを取り戻した秋は、
その様子に違和感を覚えた。

「駄目です!
こちらの砲弾、弾かれちまいます!」
「装甲が段違いです!
このままじゃ乗り込まれちまいます!」

ーーただの装甲、にしては、妙だ。

「ちっ、撤退するしかないか!」

ドレイクの言葉に目線を流す。

「・・ジル・ド・レェ、そして、ローマ・・」

この状況は酷似している。

「砲弾、再装填!
煙玉使うよ!煙幕張りな!」
「・・だとしたら、
あのサーヴァント、黒髭は、聖杯、もしくは、
聖杯に関わるものを、持っているのか?」

黒髭から視線を逸らす。
だが、


「くそっ・・
マシュさん!藤丸さん!
そちらはエウリュアレさんを!」

ついにと乗り込んできたサーヴァントの中に、
先ほど倒したはずの血斧王がいた。

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設定タグ:FateGO , 二次創作 , 男主人公   
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作者名:遊藍 | 作成日時:2019年5月4日 21時

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