Ａ級ソロの彼女

１８話 ページ18

出水side



Aさんの優しさに甘えソファに沈む


それから5分後くらいにキッチンからいい匂い


そして軽く鼻歌のようなものが聞こえてくる





出水「(あぁぁ…可愛いぃ…)」


A「ねぇ、卵に包むか乗せるかどっちがいい？」


出水「あー…大変だろうし包む方」


A「はーい」





一人で悶えているとAさんからの質問


卵包む方か乗せる方って…言い方可愛い…


きっと乗せる方とは卵だけで形を作って


ご飯の上で切り崩すやつのことだろう


テレビで見て、１回作ってくれた事がある


めっちゃフワトロで美味しかった





A「うん、我ながら簡単なのに上出来(笑)公平ーできたよ〜」


出水「んー」





きっと独り言なんだろうけど


嬉しそうに言う声が聞こえて


さらに可愛いが俺の中で爆発する


テーブルに座れば目の前には美味しそうな…


いや、絶対美味しいオムライス






A「ご飯多めに入れたけど大丈夫？」


出水「うん、大丈夫。うわぁ…美味そう」


A「具材は簡単なのしか入れてないからあれだけど、美味しい自信はある」


出水「食べていい？」


A「ふふっ、どーぞ」





久しぶりのAさんの手料理


早く食べたくていいか聞けば


嬉しそうに笑うAさん。天使か何かかな((


スプーンでオムライスを掬い口に入れる





A「どう？」


出水「美味しい…めっちゃ美味しい…久しぶりのAさんの手料理」


A「良かったぁ…久しぶりだから緊張しちゃった(笑)」





少し恥ずかしそうに言うAさん


いやもう何か全部可愛いから心配ないよ本当←





A「何…？」


出水「いや…可愛いなぁって」


A「...///ぁ…ありがとう...///」


出水「ｱﾞｱﾞｱﾞ…明日が学校じゃなければ抱くのにぃっ…」


A「はっ！？な、何言ってんの！////」


出水「だって3ヶ月触れられなかったんだぜ？そりゃ触れたくもなる」


A「っ…バカ...///ほら、早く食べて寝るよ」


出水「はーい」





本当にそうしたいけど、ご飯が食べれたからいいや


そう思い残りのオムライスを食べ切る





A「食器洗っとくから、軽くシャワー浴びておいでよ((ﾆｺ」


出水「一緒に浴びる？」


A「浴びませんー、はい、行った行った」





軽くあしらわれながら服を脱いでシャワーを浴びた





A「っ…バーカ...///」




Aさんが照れてたなんて知らない

１９話→←１７話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す