クマとオオカミ (ページ9)

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少女と出会う　２ページ9

貴方視点
ウルフを倒してからしばらく歩くが、森を抜け出せない。
ユナ「お腹すいた～」
『そうだね。そろそろ何か食べたい。』
アイテムボックスも開けないから食料も取り出せない。
いや、ゲームじゃなかったら食料が入ってない可能性も高いだろう。
早く人を見つけないと魔物に●される前に飢えﾀﾋにしてしまう！！
森の中を長い距離を歩いているのにユナにも、あまり疲労感がない。
この靴のおかげだろう。
ユナも同じだろう。可愛いクマ靴。(私もか)
???「誰か、助けて･･････」
人の声だ。
危険かと思ったが初めての人の声だ。危険を承知で私達は声がした方へ向かう。
走ると少し開けた場所に出る。
小さな女の子が倒れてる。そこに4匹のウルフが襲いかかろうとしてる。
女の子は腰が抜けているのか立ち上がれそうにない。
私達は走りながら地面に転がっている野球ボールほどの石を２つずつ拾う。
私達は黒クマ、オオカミの口に咥えさせる。
こちらに注意を向ける為に石を思いっきり投げる。
ユナ「『あれ？』」
石はウルフだって当たった。
４匹のウルフは血飛沫をまき散らして倒れた。
命中するとは思わなかった。ユナもだろう。
この装備ら、命中補正でもあるのかな。
自分の手を見て動かしてみる。

とりあえず、ウルフはﾀﾋんだようなので女の子に近づく。
ユナ「『大丈夫？／ですか？』」
黒髪の10歳ぐらいの女の子に声をかける。