幽霊の見える小学生になった件

四件目 ページ5

『大きいね〜！』
やっべぇ生のポアロじゃねーか！！コラボカフェ最高だったテンクス！
「ふふ、少し時間がかかるけどおとなしくできるかな？」
『できるよ〜！』
私はただの幼女やないんよ！
ｶﾗﾝｶﾗﾝ
「あら、安室さん。裏口閉まってました？」
「あ、違うんです。この子を先に入れておこうかと。」
『こんにちは！Aです！』
梓さんだ〜
「かわいい…あ、この子は？」
「訳あって保護者なんです。」
「そうなんですか、あ。榎本梓よ。よろしくねAちゃん。」
『よろしくお願いします！』
三十路とは思えぬ笑顔を振り撒く。
「ちょっと着替えているからカウンターに座って待ってるんだよ。」
私を抱き上げ、カウンター席に座らせてくれる。
『うん！』
「いいこだ。」
そしてもはや恒例のなでなでだ。そういえばハロいなかったな、ということは時間軸はゼロティー前か。

梓さんと談笑をしていると、

ｶﾗﾝｶﾗﾝ

「こんにちわー！」
おおうコナンくん！通り名は死神！
「いらっしゃいコナンくん。」
「こんにちは、安室さん。」
まだ公安だとはバレていないから警戒されているなぁ。
「その子は？見かけないね？」
め、めざとい…
「僕はこの子の保護者なんだ。君と同い年だから小学校で会えるよ。」
『こんにちは！Aだよ。』
にぱっと笑う。頼むから探りをいれてくるなよ…！
「よろしくね、Aちゃん。僕は江戸川コナン。」
『コナンくん、だね！』
長い付き合いになりそうだ、
「はい、ハムサンド。飲み物は何がいい？」
『お茶！』
「わかったよ。」
甘いジュースは苦手なのだ。甘いおかしはすきなんだけど。なんでだろーね。
「安室さんと住んでるの？」
『？うん！』
探らないで！！ボロ出るから！
「遊びに行ってもいい？」
『うーん、ごめんね。』
それにしても、君も妖怪じゃない…ゆうれいを連れてるんだね。アイリッシュとせーじくんじゃんか。
にこにこと見つめている。
『そういえば、コナンってコナンドイルみたいな名前だね。』
別の話題をふる。
「知ってるの？」
『シャーロック・ホームズシリーズ面白いよね。』
「！！好きなの？」
わぁ。おめめキラキラ〜(
『別に。』
ごめんな、シャーロキアンじゃないんよ。
「そーかよ。」
残念そうだ。
『でも話ぐらいはできるよ！』
「ありがと、」
「二人ともかわいい〜」
梓さんがいう。
「はい、お茶。」
『わぁ、紅茶。』
シャレオツ〜
あまりの美味しさで腰抜けた(言い過ぎでは？)

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• 恋愛運: ★★★☆☆
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