幽霊の見える小学生になった件

件名:純粋な悪夢4 ページ30

警察学校組におもちゃにされました。お嫁にいけない((
「…Aちゃんダーツ得意なんだ！」
そんな目でみるな！コナンくん！
「得意という域なのか？」
『あはは、たまたまだよ。』
結果はすべてど真ん中。
つーか幽霊誰が一番真ん中か勝負してるのウケる。

上の方から自分たちを呼ぶ声が聞こえてきた。
イベントスタートか。一応建前だけは言っとくか((
『元太くん！前！！』
すると、コナンくんと灰原ちゃんが必死の形相で元太を止めるようにいう。
「あ？ なんでだ？？」
がっちであぶねーぞ元太郎ー！
《助けなくて大丈夫？》
コクンと頷く。
《あいつ助かるんだな。絶望的な頭してるが。》
《松田って子供あんま好きじゃないよね…》
そうだよね…。私のこと苦手に思ってなきゃいいけど…。
バランスを崩し、元太くんは壁の外側へと落ちていった。
が、咄嗟に壁に手を掛けなんとか落下は防げた。
運がええな！おい！
「くそっ！あいつっ！」
『…あいつは大丈夫だよ。(ﾎﾞｿｯ』
「え…？なんて？」
『早く助けなきゃ！』
うっかり口がっ！
「そうだね！」
コナンたちが助けようとした瞬間。
しかし、思わぬところで助けが入った。
キュラソーが元太を助けたのだ。
実況席からお送ります！元太くんの手が限界を迎えて壁から離れたその瞬間！おおっと出てきたのはキュラソー選手！キュラソー選手はすぐ横の鉄柱に飛び移り、両手足を上手く使いバランスを取りつつスピードを抑え、元太が何かに激突する前に再び大きくジャンプをし、元太くんを空中でしっかりと抱きとめたぁー！！そのままアーム状に湾曲している壁面を体を転がしながら落ち、見事に着地を果たしました！
解説のAさんどう思いますか？
さすがですね！
なーんて一人芝居をしているうちにすべてが終わっていたようだ。
元太くんは念の為に医務室で診断をしてもらう事になったが、その時も灰原は何かを思い出したかのように狼狽え、焦る表情が消えることはなかった。
大丈夫なのにな。
そう思ってしまうのは無理はない、のか。
私は灰原の居遇は知ってるが体験はしたことない。
このしがらみが断つ時がくればいいな。

みなさーん！！私はぁ！！今！観覧車を観覧してます((

コナンのケータイから着信音がなる。どうやら光彦くんだった。
「光彦〜！ お前なぁ〜！！」
[コナン君！ 助けて！！]
「歩美ちゃん？ どうした？」
[観覧車に乗ってたら……お姉さんの具合が急に悪くなっちゃって……]
おうおう映画リスタートやん(？)

件名:純粋な悪夢5→←件名:純粋な悪夢3

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す