幽霊の見える小学生になった件

件名:純粋な悪夢 ページ27

[本日未明、＿＿高速道路で爆発事故と＿＿]
『やっべぇなおい。』
《ねー、世の中物騒。》
『たしかこれ、安室と赤井が引き起こした奴でしょ。』
《なにやってるの？二人とも！》
ヒロインくん(が泣いてるぞー！
まっってたしか
『キュラソー死ぬやんけ！』
《急に叫ぶな！ビックリして死んだらどうする！？》
《もうしんでんじゃん》
《そうだったわ。》
なんだこの茶番…
『とにかく！これ死人がでるよ。』
《どういうことだ？》
かくかくじかじかと純悪の悪夢の話をする。
《あー、キュラソーってRAMのお気に入りだよね？》
『そそ。その人が皆をかばって死んじゃうの。』
いとかなし！！！
《…助けてあげればいいんじゃないか？》
班長が優しく言った。
《そうだそうだ。せっかくなら運命ってやつをねじ曲げようぜ。》
『…いいね。』
転生してきた甲斐ってもんがある！
『キュラソーを助けんぞ！』
「「「「おう！」」」」
唐突に発足したキュラソーを助け隊だった。

わぁ。でっけぇ水族館。
私が何故ここにいるかというと…
「はやく！博士！！」
「これこれ、走るんじゃない」
少年探偵団に誘われたからだ。

＿＿いた。
キュラソー、だ。
『どうしたの？おねーさん？』
にっこり笑う。
「えっ……？」
まぁー！こんな煤だらけになって！ごめんな！アムピとアカピが((
「もしかして、日本語が解らないんじゃない？」
いや、わかる筈だよ。
「わかる……わかるわ」
『そっか。』
《まさか、このお姉ちゃんがキュラソーか？》
理解早くて助かる。
『ちょっとトイレいってくるね！』
「う、うん？」

『あれ、記憶喪失キュラソーだから』
《なーるほどな？》
《キュラソーをFBIか公安に引き渡さないとな》
『一度は公安が保護するんだど、逃げ出しちゃってね。』
《じゃあFBIにでも渡すか？》
『いや。キュラソーは子供たちを守るために逃げたもんだから。』
たぶんラストで回収すればおとなしくなる筈だ。
『…ヘリコプターをどうやって堕とすか。』
《…いい場所教えてあげるよ。》
先程まで、黙っていた諸伏が口を開けた。
『え？どういうこと？いい場所て』
《銃さえあればおとせる》
物騒スコッチ！
《ﾋｭｳ！殺るときはやるじゃねぇかヒロの旦那！》
『銃なんてさわったことないよ！？』
私に撃たせる気じゃないよね？
《支えてあげるから大丈夫。位置とかは俺が調整するし。》
…なんかとんでもないことになったな…
『班長…私の骨は海に撒いてくれ…』
《しゃんとしろ！》
無茶いうな！

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