恋をするなら【YG】 (ページ47)

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小さな時から、ジョングクが泣いてる時に私がしてきたことだ。

泣きじゃくるジョングクを腕の中におさめて、ずっとよしよしする。

それを…

JK「まぁ…泣いて気がすむってこともあんじゃね？」

そうだろうか。

そんな程度の想いじゃない！とか思いつつもいっそそれならいいのに、とも思いながら大人しくすごすごと寄って、ジョングクの腕の中におさまる。

「…きんにく…」

JK「ぶはっ！なんだよそれ…」

「いつの間にあんた……はぁ…」

大きく息を吐く。
いつのまにかすっかり私より大きくなったジョングク。

不思議と落ち着くもんだ。

JK「俺だってさ、ツライんだぜ？」

「は？…あんたの何がよ」

JK「…フラれた。」

びっくりして顔を見る。

「は、え…？嘘…あの…レジの？あんたいつのまに告ったの？」

JK「この前、俺のバイト先の近くにで見かけてさ、思い切って捕まえて…好きな人がいるんだとさ。はぁ…ツイてねぇ」

「…すきなひと…かぁ…やっぱ、好きな人いたら…それ以外の人とは付き合わないもんだよね？」

JK「うん？…ま、…そらそうだろ…いや、わかんねぇ。来るもの拒まず、みたいな人もいるんだろ？しらねぇけど」

「…はは…そうだね…なーんだ…ジョングクも…ふふ」

JK「…っ！なんで俺がフラれたの喜んでんだよ！…泣いてろばぁか」

ぺし！と胸板叩く。

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