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YG「A、入るぞ」




と同時に開くドア。

反射的にドアに背を向けて丸まる。





YG「A、なんだジミナと会ってたのか?付き合ってるって、まさかジミナのことか?」




はぁっ?!?






「違うよっ…!そんなわけないじゃん!あの人はたまたま…」






JK「あー、なんかさコイツ公園で泣いてたらしいよ?ジミニヒョンが言って…ってぇな!」





ジョングクに枕を投げつけすぐまた背を向ける。






YG「何だ、どうした。ちゃんと説明してみろ、お?」





「…なんでもない、泣いてなんかない」






JK「あー、そんで?ジミニヒョンに誘われてたぽい。なんか知らないけど」





「うるさいジョングク!あっち行け!」






オッパにガッと腕を掴まれ、身体を動かされそうになる。





YG「おいおい、なんだ?A、こっち向け」





抵抗して、オッパの手を振り払う。






「…何でもないってば。オッパ忙しいんでしょ?いい、大丈夫だから」






JK「ヒョン、いいんだよそんなのほっとけば。腹減ったぁ〜」






YG「A、何があったか説明しろ」






ジョングクは部屋から離れたらしい。
声が遠のいた。





今ここで、オッパになんの説明をしろと?



テヒョンのことは好き、じゃなかった。
嫌いでもないけど、そんなことよりオッパのことが好きなんだって気づいた。




あの人はだれ?オッパの何?
どうせ仕事の関係でとか言うんでしょ?




でも前にも来てたよね?




それを全部言えばいいの?
色々と爆発しそうなの抑えてたら、涙が出てきてしまった。















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作者名:ユイ | 作成日時:2021年11月9日 23時

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