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そんなこんなで
ジョングクが見え始めたあの日から
今日で3日となる。
「この3日でできた俺の悩み聞いてくんない？」
窓枠に腰をかけ、足をぶらぶらしながら
ジョングクは口を開く。
「死んでも悩むなんて人間て悲しい生き物だね」
「だからまだ俺死んでないから」
「はいはい。
それで、なに？悩みってのは」
「暇。かまって」
「ばかなの？」
生前はほとんど喋ったことがなかったけど、
案外喋ってみると、
ジョングクはちょっと変な人だったし、
なかなかに喋りやすかった。
死んでから仲良くなれるとは思ってもみなかったよ。
「というわけで今日からお前の家泊まるね」
「は？」
突然の言葉に
思わずジョングクの顔を見上げる。
「今なんて？」
「今日からお前ん家泊まるね」
「は？なんで？」
「暇だから。かまって欲しいから。」
「え？なに、死ぬと人って頭おかしくなるの？」
「お前って結構、言うよね」
ははっと笑いながら
ジョングクは私の頭にぽんと手を置いた、
らしい。(視覚情報だけの判断である)
「なんか俺の家に帰ると、
両親ずーっと泣いてるし、
テレビも見れないしホントつまんなくてさ
だからお前の家に行きたい」
「え、やだよ」
「俺ね、生きてる間に実は女子とお泊まりってしたことなくてさ
あ、今意外と純粋だな〜なんてギャップに惹かれて俺に惚れそうになった？」
「いや、さっきから何を言ってるの？」
「死人との恋ってのも案外萌える？燃える？」
「ぱーどぅん？」
「と、いうわけで、
お前の家まで案内してよ」
「え、冗談でしょ？」
「ほら行くよー」
と言いながら、
ジョングクは私の背中を押して帰りの支度を促した、らしい。(視覚情報だけの判断である)
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ににに(プロフ) - テヒョンの4‘OCLOCK聴きながら読んでてもう目がナイアガラの滝ですよ。もう素敵です、続き楽しみっす。 (2019年4月22日 20時) (
レス) id: adea3fa211 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - ああ、もう涙腺崩壊。笑笑 本当に24話で涙が止まらなくなってしまってとりあえすコメントさせていただいてます。こんなに素敵な作品に出会えて良かったです。泣 (2018年2月7日 0時) (レス) id: f686d690fe (このIDを非表示/違反報告)
m - Twitterなどでお話しかかれてますか！？書かれてるならぜひみたいです！お話しすごくだいすきです！ (2018年1月27日 11時) (レス) id: 229badfe20 (このIDを非表示/違反報告)
りんごり - 凄く面白くて一気に読んでしまいました笑更新楽しみにしてます。頑張って下さい(^ ^) (2018年1月4日 20時) (レス) id: 555706a24a (このIDを非表示/違反報告)
ゆずちゃん - 更新頑張ってくださいね！？もう、メッチャ応援しますから！ (2017年12月31日 0時) (レス) id: 7514c48f96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LILY
| 作成日時：2017年10月21日 22時
