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「なんで
死んじまったんだよ
まだやりたいことたくさんあったろ」
そうつぶやきながら、
最後のアルバムのページをめくる先生。
「はい、まだまだたくさんありますよ
とりあえず女子の下着をリアルに拝みたいです」
「いやもっと他にやりてぇことあるだろ
例えば、サッカーとかさ」
「いやーやっぱり純白の下着を見る前に
死んだのは悔しいです。
男の夢っすよね」
「いやそこは黒だろ」
「いやいや白でしょ」
「いや黒……
は？」
ナチュラルにジョングクと会話をし始めた
ユンギ先生。
ちらりと時計を見ると、
「……4時だ」
「ナムジュニヒョン、ユンギ先生
お久しぶりでーす」
そう言ってジョングクは、私の前に置いてあった
ユンギ先生の元カノのグラスを持ち上げた。
「「…………うわぁぁぁぁぁあ！！」」
それを見て、
先生達は同時に腰を抜かす。
「サプライズ演出もなかなか悪くないね」
「……ほんとに性格悪いよねジョングクって」
「……は？え？は？」
「グラスが、浮いてる……」
ユンギ先生とナムジュンさんは
目をぱちくりさせながらその光景を見ていた。
「先生、実はあの、
ジョングク、幽霊になってるんです」
かわいそうだから私が説明してあげることにした。
「……A、見えてんのか？」
「ずっと見えてました
ここに案内してくれたのもジョングクです」
「とりあえずナムジュニヒョンに
会いたかったんですけど、
今の時期はユンギ先生の家にいるかなと思って」
そう言いながら、
ジョングクはオレンジジュースを飲んだ。
「……マジでジョングクなのか？」
「マジです」
「でも、なんで急に……？」
「よくわからないんですけど、
4時になると、触れるようになったり、
皆さんにも声が聞こえたりするようになるんです」
私がそう説明すると
ユンギ先生が、
恐る恐るジョングクの方に手を伸ばす。
その手をジョングクが優しく包み込んだ。
「……ごめんなさい。
急に、いなくなったりして」
ジョングクがゆっくりと話し出す。
「先生も言ってたように
この世界にまだやりたいこと残しすぎて
幽霊になっちゃいました」
「……お前、」
「それから俺、自分で死んだんじゃないです。
本当にただの事故ですよ」
その言葉を聞いて、
2人は少し安心したような顔になった。
「それから2人には、お願いしたいことがあって
ここに来ました。
……ホソク兄さんのこと、です」
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ににに(プロフ) - テヒョンの4‘OCLOCK聴きながら読んでてもう目がナイアガラの滝ですよ。もう素敵です、続き楽しみっす。 (2019年4月22日 20時) (
レス) id: adea3fa211 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - ああ、もう涙腺崩壊。笑笑 本当に24話で涙が止まらなくなってしまってとりあえすコメントさせていただいてます。こんなに素敵な作品に出会えて良かったです。泣 (2018年2月7日 0時) (レス) id: f686d690fe (このIDを非表示/違反報告)
m - Twitterなどでお話しかかれてますか！？書かれてるならぜひみたいです！お話しすごくだいすきです！ (2018年1月27日 11時) (レス) id: 229badfe20 (このIDを非表示/違反報告)
りんごり - 凄く面白くて一気に読んでしまいました笑更新楽しみにしてます。頑張って下さい(^ ^) (2018年1月4日 20時) (レス) id: 555706a24a (このIDを非表示/違反報告)
ゆずちゃん - 更新頑張ってくださいね！？もう、メッチャ応援しますから！ (2017年12月31日 0時) (レス) id: 7514c48f96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LILY
| 作成日時：2017年10月21日 22時
