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またかけ直すと言って電話は切れてしまった。
まぁいいか、メモでも残しておけば。
ランチの時間になり
皆各々で外へと食事に出掛けていく。
今日はどうしようかな？
駅前のランチでもいいけど、あそこ混んでそうだし…
「Aー！！」
エントランスにて
後ろから私を呼ぶ声。
「だから！仕事のときは名前はだめって言ってるじゃないですか！」
「今昼休憩だから、セーフ！
…ってことでどこ行く？」
「…何で一緒に行くことになってんですか」
「ん？A見つけたから！
ってことで、昼休憩なんでAも"先輩"は禁止な！」
人懐っこい笑顔を向けてくる先輩…直人さんは
さりげなく私の隣にきて一緒にランチに行く気満々らしい。
「直人さん…そんなことばっかりしてるから
社内で私と噂が立っちゃうんですよ？」
「まぁその噂も一日でAが木っ端微塵に打ち砕いたけどね。。」
そう。
一時期私と直人さんは噂があった。
お互い名前で呼びあっているし
妙に話口調もくだけているし
余りにもたくさんの
しかも直人さんファンの女どもがやかましいので
私は皆の前できっぱりと言ってのけた。
『たまたま大学が一緒なだけで
私、高身長の男にしか興味ありませんから』
「…あれは凹んだなぁーもう悪口だもんな」
「でもそのお陰でモテが元通りになったんですよね？」
「３人に１人は"私背低いの大丈夫です"って言葉が入ってたけどね。。」
そんなこんなで私と直人さんが噂されることはなくなったけど
それをいいことにこうして
ランチや飲みに駆り出されることも増えた。
「じゃ、駅前のランチ行こう」
「あそこすごい混みますよ？」
「まあまあ、いいからさっ」
少し強引な直人さんに連れられ
駅前のランチへ行くと
予想通り長蛇の列。
「ほら、これじゃ昼休み終わっ」
「予約した片岡です」
…予約？
お待ちしておりましたと言う店員に連れられ
長蛇の列を横目に店の奥の席へと足を進める。
「…予約してたんですね」
「うん、A誘おうと思って」
…こういうとこ、ちょっとズルイ。
このマメさというか段取りのよさが
この人のモテる秘訣だと感心する。
「じゃあついでに奢りでヨロシク」
「…A、俺、先輩なんだけど……って先輩だから奢るのかむしろ！」
別にいいけどさぁとぼやきつつ
メニューに夢中な直人さん。
こういうとこ、憎めないのよね。
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NEE(プロフ) - みほこさん» ありがとうございます！ビューネくんもそろそろ終わるはずなので！パート2ともどもお楽しみくださいませ(*^^*) (2016年9月8日 23時) (
レス) id: 826e656fd3 (このIDを非表示/違反報告)
NEE(プロフ) - MYさん» ありがとうございます！大人な直人さんに切なくなりつつきゅんしちゃってください(*^^*) (2016年9月8日 23時) (レス) id: 826e656fd3 (このIDを非表示/違反報告)
NEE(プロフ) - サクラさん» ありがとうございますー！隆二メインですが直人さんにもきゅんきゅんしていただけて嬉しいです(*^^*)やはり直人さんは大人キャラが似合いますー！ (2016年9月8日 23時) (レス) id: 826e656fd3 (このIDを非表示/違反報告)
みほこ(プロフ) - いつも楽しませていただいてます♪ビューネくんも大好きです♪つづき楽しみにお待ちしていますm(__)m (2016年9月7日 22時) (レス) id: 6b3f9fe695 (このIDを非表示/違反報告)
MY(プロフ) - 直人さん泣きそうかっこいいです (2016年9月7日 19時) (レス) id: ed4e215e6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NEE
| 作成日時：2016年7月31日 20時
