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…と、いうことで…
今、学級委員ちゃんに問い詰めているんだけど
学級委員ちゃんはやはり認めないみたい

「…えっと…桃海ちゃんが言ってたんだよね
香恋ちゃんと…えっと友梨ちゃんがあなたを脅してお菓子をとらせたって…」

「…え、私いけないことはしっかりと断るよ…そんなこと、しない」

「で…でもさ、そのぉー脅されたなら可能性はあるでしょ
例えば何かを晒されるとか…」

「…」

学級委員ちゃんは黙ったまま私のことを見つめている
その大きな瞳からは今にも涙が溢れそうだ

「あ…のぉ…」

「私…してない…」

「う、うん…そうなの…?」

「2人だってそんなこと言う子達じゃないよ
…それに、言うとしたら桃海ちゃんでしょ…」

「…まぁ、あの子も謎が多いところもあるからね…絶対にはこの件の黒幕が桃海じゃないとかは言いきれないからなぁ」

「それに、桃海ちゃんはあなた達に近づいて貴方達をり、利用しようとしてるんじゃないの?」

利用…?
私達を?なんでそんなこと…
まぁ、いい

「…まぁ、一旦桃海ちゃんのことはおいておこう
…学級委員ちゃん…そこまでしてあの写真を晒されたくないの?」

「…えっ…」

「…こんなこと言うのもあれなんだけど…
あの2人、あの写真もう晒しちゃってるよ…」

「…え?」

嘘…と学級委員ちゃんは静かに呟いた

「…写真は桃海が消していってくれてるけど
全部消すことはもしかしたら難しいかもしれない」

「…そんな、なんで…」

「彼女達にとって…あなたは玩具に過ぎなかったのよ
面白く動いてくれる玩具…
あなたがあそこでお菓子をとろうがとらなかろうが
2人があの写真を晒すことは決まっていた事だったんだよ」

…可哀想なことを言ってるのは分かってる
遠回しに私がお菓子なんかとらなければよかっとのにとか言ってることに学級委員ちゃんは気づいているのだろうか
今の彼女はあまりにもショックでそんなこと考える余裕がないかもしれない

「…これを先生にいうか言わないかは貴方自身で決めることよ
…なんかごめんね外部者がこんなこと言って…
…じゃあね…」

私は早口でそういいその場を立ち去った
…後ろから聞こえる彼女の嗚咽には気づかないふりをした

今ごろ、桃海があの二人と話を付けてくれているだろう

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夢咲花 - これからがとっても楽しみです (2019年3月5日 15時) (レス) id: 3588ccbe80 (このIDを非表示/違反報告)
夢咲花 - 書いてくださってありがとうございます (2019年3月5日 15時) (レス) id: 3588ccbe80 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小夜時雨 | 作成日時:2019年3月4日 20時

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