検索窓
今日:32 hit、昨日:1 hit、合計:1,201 hit

003 ページ4

桜丘さんが出ていって少しして教室はいつも通りの雰囲気に戻った
私は近くで先程の様子を見ていた3人の元に戻る
「というか梨愛さぁ酷くない?あんなこというなんて」
「本当。意味わかんないよね」
「大丈夫だった?紗奈 あんな酷い人と友達になんてならない方がいいよ」
…桜丘さんに声をかけたのは三人が言ってたからなのに…
喉まででかかった言葉を私は飲み込んだ
代わりに…
「うん 大丈夫」
と、たった一言そういった

チャイムがなり皆それぞれの席に座る
桜丘さんは帰ってきていなかった
…あれ?
ふと、桜丘さんの席以外に無人の席が目に入った
…あの子何処行ったんだろ…
確かにさっきまでいたはずなのに…
不思議に思いながらも皆それほど気にしていないようなので気にしないことにした

…何処に行ったのか…それは分かっていたのかもしれない
心のどこかでは皆分かっていたんだろう
あの子は昔から正義感の強い子だった気がする
なら、きっと…今回も…

004→←002



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.8/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

夢咲花 - これからがとっても楽しみです (2019年3月5日 15時) (レス) id: 3588ccbe80 (このIDを非表示/違反報告)
夢咲花 - 書いてくださってありがとうございます (2019年3月5日 15時) (レス) id: 3588ccbe80 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:小夜時雨 | 作成日時:2019年3月4日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。