【文スト】こんな事になりました。パート２【自作コラボ】

愛が一つ ページ26

早速可愛いことをしでかした乱歩さん。


乱歩さんを抱き締め、頭を撫でると、へにゃへにゃした笑い声が聞こえた。


可愛いなぁ…。


乱『抱っこして！』


『ふふっ、えぇもちろん』


乱歩さんがジャンプして、俺の体に足を絡ませた。


乱歩さんのお尻に手を当て、支える。


うへへなんてしてません、断じて。


乱『ふ〜ふふっ』


『むぐ』


乱歩さんが俺の頭を抱き締めた。


むぎゅむぎゅと、乱歩さんの胸が顔に当たる。


死にそ…。


乱歩さんの匂いだけ嗅げるなど至福だな。


頭を動かすと、キャッキャと笑う。


まだ終わらないだろうから、移動する。


と、意気込んだが、前が見えなかった。


『らんぽはん』


乱『あはは！』


だめだこりゃ。


可愛すぎる。


福『お前達出会って早々だな』


不意に、近くで福沢さんの声がした。


乱『あ!!』


乱歩さんが俺の頭を離し、福沢さんに向き合った。


乱『なに社長だけ一人先に行ってんのさ!!』


福『しょうがないだろ。私だけ行けたのだから』


乱『むかつく!!僕だってもっと早く来たかったのに!!』


『まぁまぁ、乱歩さんそう怒らずに』


乱『……むう』


『』ﾌﾞｼｬｯ


…世界一『むう』が似合うお人だ…。


可愛い…っ。

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