【CS集】本能的ロマンティックビースト【十二月三十一日・I】

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(続きです)

　生みの親である母は同じツミの獣人であるが、同時に世間でも近年騒がれている所謂毒親と呼ばれる類に属している。父はエンゼルフィッシュの獣人だが、眞白が2歳になった頃に不倫相手の女性が父との子を孕ませたと騒ぎ、その後責任を取る形で離婚。父は「元より母には飽きていて、離婚するつもりでいた」「子供を産んでからは構ってもらえなくなったし、本当は女の子が欲しかった」と、離婚調停にて彼の担当弁護士が語っていたとの事。
　父を愛していた母は離婚を機に心身共に不安定となり、男の子として生まれた眞白を恨む様になった。その歪んだ思想は月日を追うごとにエスカレートしていき、やがて眞白に女の子になるよう強要し、家では女装をさせ、遊ぶ玩具や持ち物、更には友達までも母親は眞白を女の子にする為に徹底的に管理した。とある出来事の後に母親は児童虐待の疑いで逮捕されるが、それまでは寵愛を受ける為に母の機嫌を取り、逆に気に入らなければ暴力を振るわれ、酷い日には食事すらもままならないと言う、まるで独裁政治の様な毎日を送っていたと言う。
　当時は髪を長く伸ばし、スカートやドレス等と言った可愛い洋服ばかり着ていた為、本当に女の子だと勘違いする人も多かった模様。当然それをよく思わない同級生からは虐められていたが、元来負けん気の強い性格故にある程度の仕返しもしていたらしい。
　又、度重なる暴力とストレスにより、一時期は不眠症に陥っていた事もあるが、ある事をキッカケに徐々に改善された。現在は不眠症どころか、眠れなかった分を取り戻すかの如く惰眠を貪っている。

　過去、とある約束をした人物を探している。曰く、薄暗い日々から救ってくれた人であり、初恋の相手でもある模様。大きくなったら迎えに行くと約束したは良いが、相手がまだ覚えているかも不明な上、そもそも名前が分からない。因みに年上の男性である事をまでは分かっているらしい。

【キャラ使用に関する注意】
　派生作品への登場はご自由に。キャラクターの崩壊等に注意して頂けるなら、基本的には登場許可が無くても使用して構いません。
　但し、黒幕(ヘイト)設定の場合や作中に重傷や流血、暴力の描写がある場合は作成者のボードに相談する等、必ず一言お声掛け下さい。
　尚、本企画の規約通り、18r作品や18r-G作品への使用は一切禁止です。あくまでも規約範囲内での使用でお願いします。

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