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【備考】
暖かい地方の田舎出身で、数年前に家族と共に学園近くの都会町に引っ越している。家族構成は母と姉の三人で、一応全員カエルの獣人。父親は生まれた頃から既に居らず、どんな人物かも分からない模様。又、母親はテレビでも有名な邦楽アーティストであり、滅多に家に帰らない為、現在はマンションの一角でスタイリストの姉・天海 仙華(Senka Amami)とほぼ二人暮らし状態となっている。姉との仲は良好だが、母親とは不明。
幼少期から引き篭もりがちで、外に出る事が苦手。だが、田舎の学校ではそれも個性として受け入れられ、同級生との仲もそれなりに良好だった模様。しかし、引っ越した先の都会町の学校では、カエルの獣人と言う物珍しさと母親のブランディング、父親不在が仇となり、転校先で虐めを受けていた。中学三年の頃、いつもの様に同級生から喝上げされていた所を華ヶ丘学園の生徒に助けられ、その人物に一目惚れ。以降、ストーカー紛いな行動をする様になったが、これがキッカケで華ヶ丘学園へ入学志願する事となった。災い転じてなんとやら。
学校では特に目立った行動はせず、極々普通に授業を受けている。授業では積極性が無く、当てられても「分かりません」とだけ返事をする。唯一普通と言い難い所と言えば、一目惚れした先輩のストーキングぐらいである。しかし、特に危害を加えるつもりはなく、只々遠くから見つめているだけな模様。それでも結構ヤバイと思う。
又、こう見えても美術部に所属している。殆ど幽霊部員的扱いで、来ても30分程度ですぐに帰ってしまう。一応絵は描いているらしいが、作品は提出していないので実力も未知数。
元より違う高校を進学希望していた事もあり、華ヶ丘学園の学力レベルは仙李にとって付いていくのが精一杯。赤点はギリギリ回避しているものの、けして安全圏にいる訳では無い。だが、得意科目の現代文と歴史だけは学年でもズバ抜けて良い成績を修めている。
運動は苦手な部類で、成績も中の下。兎に角スタミナが無く、無茶をするとすぐに貧血で倒れる。その代わり、握力や腕力、脚力等の筋力面での評価は高い。しかし、すぐにガス切れする。やはり総合してスタミナ不足。
大きな体格をしているが、実は少食で若干偏食のきらいがある。粗食を好む上、場合によっては栄養食だけで済ませる事も。姉からはお坊さんかとよくツッコまれているが、単純に肉類が好きでないだけ。卵と魚は大好きなんだけどね。
(続きます)
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作者名:十二月三十一日 | 作者ホームページ:
作成日時:2021年1月8日 15時