└【関係】03 ページ20
【関係】
◆水菓子 直(ぴと様宅)
呼び方:「水菓子」
今年になって登場した、自称澪の追っ掛け。彼女に関しては何故そうなったかの一切の経歴が分からないので、余計に扱いに困っている後輩でもある。
澪に憧れているらしく、学校に居れば色んな所で出没し、怒涛の賞賛を浴びせてくる変わり者の少女であり、最近の悩みの種その1。年下に小動物系の獣人と言う澪の苦手ジャンルが合わさった直には苦手意識しかなく、例えリーダーシップ性に長けていても彼女の扱いには苦戦している模様。その為、当初は話し掛けられても無視をしていた時期があったが、あまりのしつこさに最近では注意し始めるようにまでなった。しかし、今度は彼女の謎過ぎるパーソナルスペースに困惑する羽目になっている。
だが、居なかったら居なかったで少し寂しく感じる事もあるらしく、「毎日ラジオみたいに騒がれてれば、そりゃ気にもなるでしょ」と小言を言いつつも、来なかった日にはそれ相応に心配もしている。
「……もう、また来たの? 貴方も懲りないわねぇ……私なんかに憧れてたら、この先やってけないわよ?」
＊
◆シルヴェーヌ・ロレッタ(Melche様宅)
呼び方:「シルヴェーヌ」「風紀女」「先輩」
とある理由で突っ掛かり始めた先輩。元よりシルヴェーヌの真面目でお堅い性格が気に入っていなかったが、それ以上に気に入らない事があり喧嘩を吹っかける模様。
基本的には関わりが無く、両者とも特に気にすることもなかったが、仙李と仲が良くなった事をキッカケに、澪が誤解する形で接近した。当時はかなり剣呑な雰囲気の二人だったが、後にそれが全くの誤解だと知り、且つシルヴェーヌに痛い情報を握られてしまったが為、押され気味ではあるものの良好は関係に落ち着いた。最近では乙女の秘密話に花を咲かせ、澪が乗せられている事に気付いて怒り、無理やりお開きになる図がよく見られる。只のヤキモチがこんな意外性のある関係に発展するとは、お互い思いもしなかっただろう。
また、澪が三道以外での芸術センスが皆無だと判明した要因もシルヴェーヌにある模様。 絵について指南してもらう事もあるが、結果はお察しの通りである。
「ねぇ、また二人でなんかしてるでしょ。天海は私のなんだけど……はぁ!? 違うわよ! 誰があんなジメジメ男……もう仕事に戻んなさいよ、この風紀女!」
＊
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作者名：十二月三十一日 | 作者ホームページ：
作成日時：2021年1月8日 15時
