├【関係】02 ページ19
【関係】
◆穂鷹 眞白
呼び方:「穂鷹」「チビ」
入学当初から千鳥関係で突っ掛かっている先輩であり、犬猿の仲。兎に角馬が合わず喧嘩になるが、仲が良くない訳ではない。
基本的に澪から喧嘩を吹っかけるも、稀に眞白から仕掛けられる事もある模様。大体相手にされないので、苛立って彼の地雷を踏み抜くのが日常茶飯事。しかし、翌日にはしっかり火種が鎮火されいる為、懲りずに再び喧嘩すると言う謎の循環が生まれている。その為か、度々恋仲と勘違いされる事もあるが、本人は完全に否定している。澪曰く「アイドルの握手会に来る変態と付き合う方がマシ」。
だが、実際には眞白の直向きな姿勢や曲がらない性格に尊敬の念を持つ。しかし、それとこれとは話が別なので、相変わらず喧嘩ばかりの日々を送っている。
「あら、御機嫌よう。小さくて見えてなかったわ。……相変わらずつまらないお人だ事、そんな事では千鳥に振り向いてもらえないわよ?」
*
◆白銀 弥宙(星弥月様宅)
呼び方:「弥宙」「みーちゃん」
数少ない女友達であり、気心の知れた人物。10歳の頃、兄・湊に連れられた先で出会った。彼女の兄が湊の後輩で、よく彼の元へ連れて行って貰ったこともあり、当時は一緒に悪戯を仕掛けたり、近所を探索する為に走り回ったり等、仲が良かった模様。
学園で再会した当初は澪自身が家庭の事情で荒れていた事もあり、少し当たりがキツくなる事もあったが、落ち着いてきた現在も学園では一緒に居たり、外へ遊びに行ったり等、仲の良さは今でも健在。再会当初について、何も言及する事なく一定の距離を開ける配慮をしてくれた弥宙には感謝しており、上手く接せれなかった分、現在に還元しようとしているらしい。
どちらかと言えば我儘を言って弥宙を振り回しているが、終始飛び出す彼女の天然さに振り回される事も。都会に慣れていない弥宙の為に色々教えているが、忠犬的な目で見られるのだけは頂けないと思っている。
澪にとって弥宙は放って置けない存在であり、大切な友達。しかし、捻くれた性格故に、不器用な接し方になってしまうのだけは許してほしい。
「弥宙、今日は何処行く? 最近出来たショッピングモールに行くつもりなのだけど、もしかしたら本屋で新刊が出ているかもしれないわよ……この間のお礼? もう、そんなの良いのに……しょ、しょうがないから貰っといてあげるわよ」
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作者名:十二月三十一日 | 作者ホームページ:
作成日時:2021年1月8日 15時