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(続きです)
良いとこ取りをしようとする為か、面倒な事を後回しにしがちで努力する事を嫌う。その為、基本的に自分が楽な方へ逃げようとする傾向があるが、自尊心の高さ故に最終的に努力せざるを得ない状況に立たされる事も少なくない。極度の負けず嫌いで、腹が立つと言う理由だけで凡ゆる手段を使ってでも打ち負かそうとする。
又、熱しやすいが冷めやすく、新しい事を始めてもすぐに飽いて止めてしまう事も多い。基礎だけ齧って止めるを繰り返すので、無駄に知識量が多い。そして、暫くの冷却期間の後に再び始め出すのを繰り返す。強くてニューゲームって良いしゃない。挑戦的でミステリアスな外面に対し、案外子供っぽく熱血的なのかもしれない。
その内面は、外面と同じく傲慢で奔放主義。しかし、家柄の影響もあって存外真面目で厳格部分もある為、普段に比べ大胆な行動を取らなくなり、客観的で冷静な判断を下す。それ故の卑屈さがあり、容姿には自信があるが性格に自信が無い等、変な方向に思考が捻じ曲がった捻くれ者。よく言えば表裏が無い清々しい性格をしているが、逆に言えば自己中心的とも言える。
又、若くして人生を達観視している為か、思考がやたら偏屈的。他者からの賞賛に肯定していても鵜呑みにはせず、底に眠る真理を読み解こうとより傲慢さを加速させている。若しくは彼女が本来持つ臆病で不器用な感情の裏返しなのかもしれない。
その本質は、只の寂しがり屋。だが、孤高こそが至高であると考える彼女は、差し伸べられる暖かな手をすぐには握らないだろう。それは宛ら泥濘を泳ぐクジラ。そう、彼女は“奔放”ではあるが、“自由”では無いのだ。
【人称】
私/君、〜さん(苗字呼び)
【好き/嫌い】
海老天、海、読書、ゲーム/トマト、グミ、小動物
【趣味/特技】
ゲーム、一人カラオケ/絶対音感、暗記
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作者名：十二月三十一日 | 作者ホームページ：
作成日時：2021年1月8日 15時
