＊あなたは二十三こ、決意を抱いた。 ページ28
「おい、緑谷、お前最近調子乗ってね？」
「おまえのせいで三途川に罵られたんだけど？どうしてくれんの？」
「おい、クソナード、お前雄英受けんのやめろ。無個性の癖に。」
理不尽にあびせられる言葉の暴力、ヒーローに憧れる時代にも、虐めという最も無意味なものは陰湿について回る。
いま、緑谷出久に向けられているものは、他でも無い、いじめである。
「で、でも、無個性が受けちゃ駄目なんて規則はないし…前例が無いだけで…」
「俺はこの平凡な市立中学からAと一緒に唯一の雄英進学者っつぅ一泊を付けてぇのさ！それがまたなんでお前と同じ高校に行かなきゃ行けねぇんだよ！」
なんだろう、この感情は、憎々しい？いや、嫌悪感？いいや、この、この奥から湧き出て来るこの黒いものは。
ああ、この感情は歓喜だ。
さあ、そろそろだ。
「こんなくそみてぇなもんまで書き溜めやがって！」
爆豪勝己、彼は私の幼馴染。
緑谷出久、彼も私の幼馴染。
そんな彼らの会話は私にとって耐えづらい怒りを湧き出させるには十分であった。
カツカツ、などと廊下に小気味の良い音は残念ながら広がらないが、その代わりに、ゆくもの全てを怯えさせるような微笑みを彼女は持っていた。
可愛い、そんな感情を持っていた人に今彼女は殺意と歓喜を抱いている。
「こんなもん！」
BOOOOM!
そう音がした瞬間、彼は
青い骨に包まれていた。
「かーっちゃん。残念、審判のお時間です。」
にこり、と不気味な笑みを浮かべ、彼女は言う。
彼女は爆豪勝己の少し上を見ている。
「かっちゃん、あらら、Lv２になってるね。」
彼女はSansの力を受け継いだと言っても過言では無い。
Sansには、もう一つ力があったよね？
「さぁ、審判を始めよう。」
刹那、緑谷を虐めていた人々は全員青い骨ででにた檻に包まれた。
「君たちは少し、おいたが過ぎてしまったようだ」
Sans、彼は、ニンゲンの
「それじゃあ、さよならだ。」
彼らの首にスコン、と骨が当たり、彼らの意識はブラックアウトした。
後に彼女の個性は【審判者】と呼ばれる様になった。
そしてこの時、緑谷出久は彼女にオールマイトと同じ、尊敬を抱いたとか。
「ふぃー！緊張したぁー！」
Sansの真似事はやっぱり、緊張しちゃうね！
＊あなたは二十四こ、決意を抱いた。→←＊あなたは二十二こ、決意を抱いた。
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ミナミ - www.google .co (2022年12月1日 19時) (
レス) @page3 id: b8d484fa0a (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ - めちゃくちゃいい (2022年12月1日 19時) (レス) id: b8d484fa0a (このIDを非表示/違反報告)
たーきく - 完全に私の性癖ドストライクですありがとうございます (2019年12月22日 21時) (レス) id: 3ff10156e2 (このIDを非表示/違反報告)
アゲハ - アンテとヒロアカのコラボは初めてです!面白い! (2019年8月8日 11時) (レス) id: a8f6475c1b (このIDを非表示/違反報告)
しのめ - まさかウラツクでアンテの文字を見ることになるとは....是非とも作者様と語り合いたい、耐えきれずに続編を読む前にコメントを出してしまいました。すこ。まじで好きです！！頑張ってください！！！ (2019年8月7日 16時) (レス) id: 8447326019 (このIDを非表示/違反報告)
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