痛いの痛いのあのお山に飛んでいけー、って飛ばされた痛いのに何度もぶつかるんだよね。いてて ページ13
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五条「わぉ、クリーンヒット」
ブハッと吹き出すようにトマトみたいな真っ赤な血を口から流した先生は静かに膝から崩れ落ちる。
特級(笑)くんの術式をモロに喰らったらしい。
『ッゲホッゲホッ…！？ッ…ガハァッ』
口から何か塊を吐き出し先生は目を見開く。
そのままうつ伏せに倒れていった。
呪霊「イヒッ、イヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒッ、イッ、イイイイイイイイ、イイイイイジメ、イジメエエェ」
特級(笑)が木の上から一瞬で先生の眼前にくる。
苦しそうに咳き込む先生の前髪を掴むと至極嬉しそうに顔を歪ませた。
いつのまにか腕も足も治っている。
夏油「……傷の請負か」
五条「瞬殺できなかった時点で詰みゲーじゃん」
夏油「同等のダメージを与えて自分の傷を回復ってとかな」
『ゲホッ…ッ、う゛っ…ゲホッゲホッゲホッ』
先生の身体が大きく痙攣する。
ダメージをまだ与えきれてないのか吐血は止まらない。
吹き出した血が呪霊の顔にかかった。
うーん、わかってるんだよ。
そろそろ行かないとまずそうなこともさ。
だけど、なんとなく、なんとなく行きたくない。
夏油「悟」
五条「…………まだいいんじゃない？」
夏油「どう見てもあそこからの逆転は不可能だけど」
五条「うーん…」
先生がなんとか立ち上がろうと身を捩らせる。
荒ぶる息を整え、地面に手をつく。
呪霊はその様子をニヤニヤと見ている。
ゆっくり、ゆっくり、先生の体勢が垂直になる。
足を立てて、腕に力を入れる。
夏油「悟！！」
『ッ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜！？』
ドシャッという嫌な音。
先生の身体が崩れた音。
立ち上がろうと軸にしていた足を吹き飛ばされてバランスが崩れた。
呪霊「イッイイイイイイイイイタクなぁーいからねねねね？イッ、イヒヒっイヒヒヒヒヒ！！」
『ぁッ、ハァッ、ぜっ、たい、殺してやるッ…』
呪霊は嬉しそうに先生の周りをくるくる回っている。
甚振るのが趣味らしい。
一方、これまた立ち上がろうとして阻止された傑は頗る不機嫌だ。
夏油「悟、いい加減にしなよ？」
五条「大丈夫だよ、多分」
夏油「根拠は？」
・
？？「そーんなの、どうでもいいであろう」
夏/五「「！？」」
なんだこいつ、音が、
？？「おっと、急に攻撃してくるでない！ただでさえこの身体は不便だというのに…」
感謝→←空を飛んでみたいけど、スカイダイビングはしたくないよね
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雪玻(プロフ) - モドレイグさん» はい！ (2021年2月7日 23時) (
レス) id: b85b583475 (このIDを非表示/違反報告)
モドレイグ(プロフ) - 雪玻さん» コメントありがとうございます（ ; ; ）これからも好きと言ってもらえるように頑張ります！末永くお付き合いください(*´∇｀*) (2021年2月2日 8時) (レス) id: 797d2622a3 (このIDを非表示/違反報告)
雪玻(プロフ) - この話めっちゃ好きです！頑張ってください(*^^*) (2021年2月2日 1時) (レス) id: b85b583475 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マッテリア | 作成日時：2021年1月29日 23時
