羽宮さん、動きます【東京リベンジャーズ】

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「オネーサン……ん？」
『？』
「なんか誰かに似てる、ねーケンちん
このオネーサン誰かに似てない？」
「あー？
……確かに似てるな」

えっそんなに弟と私って似てる？？
なんか嬉しいなあ
サヨにも言われたっけ、目元が特にそっくり！って

『君たちもしかして弟の友達？』
「弟？」
『そ、羽宮一虎って言うんだけど』
「！一虎の……姉貴？」
『そだよ、羽宮桜っていいます』

よろしくね。と笑うと
道理で見たことあった訳だ〜とマイキーがドラケン君に話す
ドラケン君ははい、と返事をしてくれた
この子めちゃくちゃいい子だよね。わかる。

「サクラって言うんだ。
オレは佐野万次郎。マイキーでいいよ」
「オレは龍宮寺堅っていいます。
ドラケンって呼んでください」
『じゃ万次郎君にドラケン君ね』
「マイキーでいいのに」

私は無敵のマイキーではなく佐野万次郎と話したいからね。万次郎君って呼ぶ。
一虎が知ったら拗ねそうだけどそこは何とかする

「そんでサクラはここで何してたの？」
『何って言われてもなあ、暇で歩いてただけだよ』
「ふーん。あ、そうだ。
良かったらオレらとくる？一虎もいるよ」
『行く』

あやべ。一虎って聞いて即答しちゃった。
万次郎君笑ってるよ……
ちょっと恥ずかし。

「じゃケンちんの後ろに乗りなよ。」
「マイキーのはホーク丸だもんな」
「うるせえ」

お言葉に甘えてドラケン君の後ろに乗らせてもらった。
ドラケン君は言わずもがな安全運転してくれた
うん……いい子や

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