羽宮さん、動きます【東京リベンジャーズ】

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「シンイチロー、この前話した''サクラ''連れてきた〜！」
『話したって一体何を!?』

変な事言ってないよな？？
それが凄い心配。
万次郎君って信頼はできるけど信用は出来ないよな

「おー、おかえりマンジロー。
そっちが桜？」
「そう！な、めっちゃ美人だろ」
『えっ万次郎君？』

なんでそんなサラッと美人なんて言えるんですか君
あと美人じゃないから安心してくれ
一虎の方がカッコイイし綺麗だから。

「エマ呼んでくるから待ってて」
『え、あ、うん……』
「エマ〜っ」

元気だな……
というかあれからそんなに日は経ってないはずなのになんか割と懐かれてない？
嬉しいけど怖いよ？

「悪いな、マンジローのやつ
オレの友達の姉ちゃんめっちゃ美人だった！って
はしゃいでてエマも会いたがってたから
良かったら会っていって欲しい」
『ハイ……』

なんだろう
一虎位の年頃の子にモテやすいのかな
万次郎君も年相応って感じだなー、いいなあ
若いって最高だなあ

「あ、オレは佐野真一郎。よろしくな」
『よろしくお願いします
羽宮桜です』

真一郎くん、やっぱり万次郎君の兄ってだけはあって顔いいな。うん。
そして向こうからバタバタと走ってくる音
これエマちゃん来たやつだ

「ほらエマ、あの人がサクラ！」
「ホントだ、すごく美人さん！」
『エマちゃんの方が可愛いよ』

純粋に美人さんって言ってるらしい
嬉しい……ありがとうねエマちゃん
でもエマちゃんも成長したら美人さんになるよ

「あ、えっと、佐野エマです！」
『よろしくね。エマちゃん
私は羽宮桜っていいます』
「桜さん！」

呼び捨てにしてくるの万次郎君だけだよ
万次郎君らしくていいと思うけど
あとやっぱり人に名前を呼ばれるのっていいね
その後結構質問攻めにあったり
万次郎君に泊まっていけばと言われたり
ちゃんと断ったけど。
今は真一郎くんと2人きり
エマちゃんと万次郎君は
場地くんたちが来て遊びに行った
うんうん、青春って感じがしていいね
あでも一虎達の青春はこれからか……

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