うぇすひめ。 (ページ14)

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◆ 紫色の呼び方ページ14

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紫「俺の事崇裕くんって呼んでみぃひん？」

楽屋で収録の待機中、はまちゃんが私に向かって不意に放った言葉で
楽屋は一気に騒がしくなる。

青「なんかきもいな」

桃「え、俺も俺も！！俺も望くんって呼ばれたい！」

紫「いや俺だけの特権！」

「まだ呼んでへんけどな」

黄「急になんやねんそれ」

紫「やなんか、呼ばれたことないから呼ばれたいなって。」

橙「 ... いやいやいや！笑笑」
　「あんな真面目な顔してスマホいじりながらそんなこと考えとったん？！笑」

てっきりスケジュールの確認とかしとると思っとった。

それはメンバーも同じだったらしく、総ツッコミをくらっていて
ちょっと可哀想やけどおもろいな、なんて。笑

紫「なーぁ、呼んでやぁ ... 」

「えー？崇裕くん。」

呼び方くらい別に、何か減るもんじゃないし ... と思って軽く呼んだら、
擦り寄ってきていたはまちゃんの動きが止まった。
不思議に思って体を屈めて顔を覗き込むと、ほんのり赤く染った顔。

「なんで自分から言うといて照れてんねん」

紫「そんな、サラッと言うと思わんやんか ... 」

桃「おれ！！！！！も！！！！！！」

紫「あかん！！俺だけの特権！！」

小瀧と濵田のこの言い合いは、度々楽屋で発生するようになったとか。

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