◇ 黄色のヤキモチ ページ12
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黄「 ... いや、お前、顔面良すぎやろ ... 」
「 あんま嬉しないなぁ、今だけは ... 笑 」
「 普段の時に言うて欲しいわぁ 」
そう言って苦笑するのは俺らの紅一点 ... 男装バージョン。
とある撮影で全員黒スーツを着ることになり、
Aさん男装してみます？
というスタッフの一声ですることになったのだが。
紫「 ほんま、俺よりかっこいいってなんやねん 」
橙「 立っとるだけで絵になるやん ... 」
桃「 俺と流星と並んだらばちくそイケメンなるんちゃうん、これ！ 」
「 せやなぁ 」
赤「 否定しろや 笑笑 」
緑「 まぁでも実際かっこええしなぁ ... 」
少し苦しいのかネクタイを緩める動作がやけに様になっていて、つい見とれてしまう。
彼女のチャームポイントであるウルフカットがすごく似合っていて
撮影の最中もついついじーっと見つめてしまうほどかっこいい。
「 淳太、私の事見すぎ 」
黄「 えっ、まじか、そんな見とった？ 」
「 イケメンなんは分かるけどさ〜〜 」
黄「 腹立つぅ ... 」
「 惚れんなよ 」
紫「 むり 」
「 え、まじで無理、惚れんなよ 笑笑笑 」
「 せめて男装じゃなくて普段の時に惚れろや 」
なんてケラケラ笑う彼女がかわいくてかっこよくて仕方なくて、
胸がぎゅうっとなって思わず後ろから抱きしめた。
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作成日時：2022年11月26日 18時
