第102話 柳生side ページ10
柳生side
〜〜放課後〜〜
あの日からの1週間私はあの女神様を守るべく遠くで見守っているうちにたくさんのことが知れました。
お名前は東雲A様クラスは1年D組誕生日は11月25日中学一年生で既に一人暮らしをしていられる好きな食べ物は甘い物やガッツリしたもの嫌いな食べ物はパクチーや三葉などの薬味委員会は図書委員に入っていて私はいつも遠目で見たいのですが恐れ多くて写真でこっそり撮っています。
さて、今日も部活を休んでテニスコートの見える空き教室に行きましょう
ああ、貴方様のことを考えるだけで嫌なこと気持ち悪いこと全てが浄化されます
〜〜空き教室〜〜
いつも通り双眼鏡を持参してみていると
可笑しい、いつも隣にいる男がいませんね
確か、名前は仁王雅治……君
柳生「まあ、いないのは嬉しいんですけどね。」
仁王「誰がいないのが嬉しいんじゃ?」
柳生「なっ」
驚いて後ろを振り向くと仁王雅治がいた
ニヤニヤと壁にもたれかかっている
仁王「お前さんこの一週間Aのことを付きまとっていたじゃろ?」
柳生「付きまとう?そんな野蛮な言い方はやめたまえ。私はあの方が汚れないように見守っていただけです」
仁王「くっくっく……」
こんな信用出来ない男があの方の隣にいていいわけがありませんね
柳生「何がおかしいんです?」
仁王「いや、俺はAのためだけにに行動できるやつを探していてのう。だからお前さんテニス部にはいりんしゃい。きっとお前にとってもええ話ぜよ」
余裕そうに話す彼はいつもA様と一緒にいる時と全然雰囲気が違う
柳生「私を誘うことで何か貴方にメリットがあるんですか?」
仁王「メリット……がないと言ったら嘘になるぜよ。俺はただ幸村たちとは合わないだけじゃ」
!?驚いた……彼のような人はどこでも上手くいくとおもっていたのですが…
柳生「合わないとは?」
仁王「あいつらは自分を満足させるためにAを愛しとるがAの幸せを願っとらんだが俺らは違うぜよ。だから柳生一緒にAを救おう」
目の前で拳をキツく握る彼は本当にA様のことを第一に考えているようだ
柳生「……貴方はずるい人ですね。そんなふうに誘われたら断れるわけがないじゃないですか」
仁王雅治あなたのことはまだ信じませんが貴方のあの方に対する愛は信じましょう
仁王「なら早速部活にいくぞ」
柳生「えっ今からですか?」
仁王「当たり前じゃ」
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I like choco. - 見させてもらいます! (2020年7月26日 12時) (レス) id: 21ebe68129 (このIDを非表示/違反報告)
みょん助(プロフ) - I like choco.さん» ありがとうございます!たった今続編を作ったのでよろしくお願いします! (2020年7月24日 23時) (レス) id: 3e82d7f712 (このIDを非表示/違反報告)
I like choco. - おぉ!頑張ってください!!!学校によってテスト期間って違いますもんね!みょん助さんにとって赤点になりませんように!パンパンッ (2020年7月19日 23時) (レス) id: 21ebe68129 (このIDを非表示/違反報告)
みょん助(プロフ) - 更新せずすみません!実はいま定期テスト期間で内申にとても重要なので手が付けられない状態でした。定期テスト終わりの23日か24日からはまた再開しようと思っています! (2020年7月17日 15時) (レス) id: 3e82d7f712 (このIDを非表示/違反報告)
I like choco. - Part4はいつですか?決して急かしているつもりはありません! (2020年7月16日 20時) (レス) id: 21ebe68129 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みょん助 | 作成日時:2020年5月23日 21時