依存疾患３

第99話 ページ7

貴方side

〜〜テニスコート〜〜


貴方「ごめんなさい！遅れました！！」



私が着いた頃には既に朝練はもう終わりつつある


幸村「Aおはよう。いつも頑張ってくれてるからたまに遅れても大丈夫だよ？それにもう練習が終わるから。日陰で待ってて」

精市遅れた私を諌めることなくは駆け寄って私を日陰の方に案内してくれた

〜〜日陰〜〜


やっぱり何もしていない私はテニス部いらないと思う


やることって言ってもほとんど辺銀さんがするし私は日陰で見てるだけだし


本当に悪いことしてよね


ひま、とてもひま


ぼーっとひまひま考えていると
辺銀「あの、東雲さん」

辺銀さんが話しかけてきた

貴方「あっ辺銀さん！おはよう！どうしたの？」


辺銀「どうして東雲さんさんはテニス部のマネージャーをしてるんですか？」

うっ…痛いところをついてきた…


貴方「いつのまにか勝手に入らせられたからかな？あっ敬語使わなくていいよ！！」


辺銀「……ならマネージャーやめなさいよ！」

は？

え？


凄いズバズバ言う子だ…

貴方「え………ｱｯ…すんまそん…」


本当は辞めたいよ！って叫びたいけど度胸がないから何も言い返せない…


それにきっと蓮二に聞かれてる………


多分この子は大変なことになる…かもしれない


多分だけど

守らなきゃ…

貴方「…あ！暑いからそんなこと言ってるだね。わかるわかる！暑いの苦手だもんね」

何とかフォローをしたけど多分下手くそ


私の最大のフォロー伝わってくれ！


辺銀「ふざけないでよ！みんな頑張って練習してる中あんただけ座ってるだけじゃない！そのくせみんなに好かれてるなんて可笑しいわ！！」



ぐうの音もでないよ


正論すぎて


………！？………もしかしたら、これを逆手にとってマネージャーを辞められるかもしれない


貴方「確かにおかしい！！やめた方がいいかも！」


希望が見えてニコニコ言ってる私に比べ辺銀さんの顔は驚いて引きつってる


確かに景吾にもこのままじゃダメって言われたし


この流れで辞められるかも！


辺銀さんが仕事をするから私が居なくなっても支障はでない

これは確信できる！


？？「それは違うぜよ」


確信した時間3秒

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