第87話 前半白石side ページ41
白石side
真田「聞き捨てならんな。白石蔵ノ介」
貴方「弦一郎…」
Aの顔が曇った
真田「A皆が待っている食堂に行くぞ」
貴方「で、でもまだ話してる途中だよ？」
真田「いつでも話せるだろう？今日は幸村の機嫌が悪い。早く行った方が身のためだぞ」
白石「真田君あんまAが嫌がっとることしないでほしいんやけど」
貴方「蔵くん！いいの、別に嫌じゃないから…」
伏し目がちに言った
ほんま隠すんが下手やな
でも、ええ感じや
俺は助けを求めるまで待っとるから
真田「A行くぞ」
真田君はAの手をどんどん引きながら俺から避けるように行った
貴方「…うん」
貴方side
めっちゃ行きたくない…
もし、蔵くんの言ってることが本当ならヤンデレだよね
真田「A」
貴方「えっなっなに！？」
突然すぎて凄く驚いちゃった
真田「Aは俺のことが嫌いか？」
捨てられた子犬みたいな目で私を見ている
大きいけど
貴方「嫌いじゃないよ？だって弦一郎は制服チェック、持ち物検査の時確認はするときいつも見逃してくれるし…」
真田「し、しかしAは最近俺たち以外の男共と関わっているしそれに目が合ってもすぐに逸らすし心無しか冷たい気がするのだ！」
怖いからですなんて言えない
貴方「それは、弦一郎のことを信用しているからだよ？」
もう、自分でも何を言ってるのかよく分からない
思っていることと真逆だよね…え？
真田「なるほどAは俺たちの気持ちを確かめていたんだな。だがもうその必要はないくらい俺たちの気持ちは大きい。もし足りないなら今の倍以上Aのことを大切にする！！」
えっと……
納得してくれたらならいっか
貴方「あ、ありがとう」
行き先不安すぎて冷や汗は止まらない
真田「さっき言ったことは俺から幸村達に言っておこう。きっと誤解してるからな」
嬉しそうに弦一郎は言った
きっとその誤解は当たってるんだなぁ
でも、今夜は精市の部屋に行くから怒らせないようにしないと
私に明日は来ないと思った方がいいよね
__________
なんか、白石君は病ませるつもりなくて純愛にしようと思ってたんですけど雰囲気が病んでるような気がする
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しおだいふく - 返信ありがとうございます。そうですよね！千歳くんいいキャラですし、出したい気持ちも分かります。わざわざ謝罪までさせてしまいすいません。 (2020年5月29日 13時) (
レス) id: 4e423cbccf (このIDを非表示/違反報告)
みょん助(プロフ) - 変えてしまいました…… (2020年5月28日 12時) (レス) id: 3e82d7f712 (このIDを非表示/違反報告)
みょん助(プロフ) - ちょっとどうしても千歳くんを出したくて (2020年5月28日 12時) (レス) id: 3e82d7f712 (このIDを非表示/違反報告)
みょん助(プロフ) - ごめんなさい (2020年5月28日 12時) (レス) id: 3e82d7f712 (このIDを非表示/違反報告)
しおだいふく - 作品読ませていただきました！話の展開が気になりすぎてずっと読んでしまいます！あと、指摘になってしまうんですけど、千歳くんは中学1年生の時は獅子学中に通っていましたよね？？ 小説には1年から四天宝寺にいる扱いになっているので気になってしまいました^^; (2020年5月28日 12時) (レス) id: 4e423cbccf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みょん助 | 作成日時：2020年5月9日 22時
