第86話 後半白石side ページ40
貴方side
雅治が帰ったあととりあえず合宿場の周りを一周して四天宝寺のコートに戻った
白石「Aさんどこに行っとんたん?さっき仁王くんがタオル渡しに来とったんやけど……」
貴方「だめっ!そのタオルを近づけないで!今すぐ捨てて!!」
白石「な、なんで捨てるんや?まだ新しいのちゃうん?」
貴方「えっと……その汚いから?触らない方がいいよ!」
蔵くんが可哀想だ
白石「汚い?…そういう事なら俺が捨てとこうか?」
貴方「ありがとう」
白石「ほな行こか」
優しく微笑んで言ってくれた
優しい
貴方「蔵くんは私に引かないの?」
白石「引くってなんでや?俺が引いたんは幸村君たちのほうや」
貴方「ほんと?でも周りに避けられてる気がするから……」
白石「……それは、ちょっと耳かしてみ」
耳を近づけると
白石「それは、幸村君達がみんなにAと関わらないようにって言ってるからやで。おれ幸村君達に言われたし」
貴方「精市達そんなことしてたの?」
確かに言ってる可能性は全然ある
でも、わざわざ周りに言うなんて…
ぐらっ
軽く石に躓いた
白石「おっと、大丈夫か?」
貴方「あっごめん」
このままだと蔵くんも危ない気がして添えられた手をはらってしまった
白石「え……もしかして俺の事心配して離れてくれたん?そのことなら全然心配いらんで!……ほらここで距離とったら幸村君たちの思うつぼやん?やからどんどん俺に構ってや!」
優しい
貴方「………ふふっ」
必死に言ってる蔵くんが面白くて笑ってしまった
貴方「わかった。蔵くんにたくさんの構うけど心配だから立海の皆がいないときにね」
白石「おん!!ほな行こか!」
さりげなく手を繋いできたけど何も言わなかった
白石side
晩飯まで時間があったからAとロビーで過ごしていた
Aが言うには部屋に入りたくないらしい
貴方「それでね〜〜」
Aは綺麗な顔で俺に話しかけてくる
綺麗やなぁ
立海のやつらが独占したくなる理由もわかる
一緒にいればいらるほどもっと知りたくなる
麻薬みたいに
俺の嘘に簡単に騙される所も可愛いなぁ
別に幸村君達はみんなに関わるななんて言っとらんただ周りが空気を読んだのと俺が少し周りに言っただけ
それに気づかずころっと落ちるあほさも可愛いなぁ
貴方「そ、そんな見つめないでよ」
白石「堪忍な見とれとったわ」
貴方「なっ」
押しに強さうな顔して弱いんやな
第87話 前半白石side→←第85話 前半仁王side ⚠キャラ崩壊
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しおだいふく - 返信ありがとうございます。そうですよね!千歳くんいいキャラですし、出したい気持ちも分かります。わざわざ謝罪までさせてしまいすいません。 (2020年5月29日 13時) (レス) id: 4e423cbccf (このIDを非表示/違反報告)
みょん助(プロフ) - 変えてしまいました…… (2020年5月28日 12時) (レス) id: 3e82d7f712 (このIDを非表示/違反報告)
みょん助(プロフ) - ちょっとどうしても千歳くんを出したくて (2020年5月28日 12時) (レス) id: 3e82d7f712 (このIDを非表示/違反報告)
みょん助(プロフ) - ごめんなさい (2020年5月28日 12時) (レス) id: 3e82d7f712 (このIDを非表示/違反報告)
しおだいふく - 作品読ませていただきました!話の展開が気になりすぎてずっと読んでしまいます!あと、指摘になってしまうんですけど、千歳くんは中学1年生の時は獅子学中に通っていましたよね?? 小説には1年から四天宝寺にいる扱いになっているので気になってしまいました^^; (2020年5月28日 12時) (レス) id: 4e423cbccf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みょん助 | 作成日時:2020年5月9日 22時