依存疾患２

第76話 ページ30

貴方side

〜〜廊下〜〜


みんなと話しすぎてすっかり遅くなっちゃった


眠たいたいなと思いながら歩いてると


♪♪♪♪

ジャッカル落ち着いて俺の話を聞いて欲しい。さっき仁王と柳が遅れてきたのはお前の部屋に盗聴器とカメラを仕掛けたらしい。




Aえ?嘘でしょ?



ジャッカル信じてくれ。いまみんなでお前の部屋の状況を見ている。バレないようにその盗聴器を外してほしい




え？盗聴器とカメラって警察が使うものでしょ

仕掛けたあとに何食わぬ顔で来たの？

どうしよう

すごく怖い

部屋に行きたくない

でも、さっきの仁王の言動や匂いとジャッカルの言うことは矛盾していない。


いま部屋に入ったら監視される


見られる



？？「君そぎゃんとこに立って何しとっと？」


貴方「…え？」



？？「顔色悪かね。部屋まで送るばい」



貴方「ま、待って！まだ部屋に行きたくないの…」



？？「うーん……なら、一緒に来なっせ。しっかり掴まりなっせ」


貴方「えっ……ちょ…たか！」



私を横抱きにしてすごいスピードでどこかに行ってる



貴方「どこに行ってるの！？…だれ！？」



？？「お楽しみばい」





そう言って着いたのは屋上のベンチの上に座らされた。



？？「千歳千里ばい。よろしゅう」




貴方「東雲A。よろしくね」


千歳「ところでAどぎゃんしたと？」


これは言った方がいいのか？



引かれるかも…




貴方「あんまり言いたくないんだけど、ただ部屋に行きたくなくて」



千歳「わかった！部屋に虫がおるんやろ？おれ蜘蛛が苦手やけんわかる」


虫ってまあ大きさ的に虫と一緒だし


貴方「まあそんなところかな」


千歳「そりゃ部屋に行けんね。ならここで一緒に寝ばい。ちょっと待っとって」



千歳はそう言うとどこかに言ってしまった

ていうか一緒に寝るの？


え！！？

は、破廉恥だ…


♪♪♪♪♪♪
ジャッカルお前まだ部屋にいないのかよ!幸村達が心配してるぞ!


Aごめん、ちょっと今日は部屋で寝ないから。通知切るね



よし、これで今日は乗り越えられる



千歳「ただいま！寝袋もってきたばい！」




貴方「寝袋！？ってでか！」



千歳「おれでかいけんいつもこればい。さ、入って」


貴方「変なとこ触らないでね。」


千歳「わかっとるわかっとる」





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千歳ってキャンプ好きそう

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