依存疾患２

第49話 宍戸side ページ3

宍戸side

〜〜跡部邸〜〜

今日は合宿最初の日

最初に青学と立海が来るらしい

いまここにいるのは俺、跡部、ジロー

ジローは寝ててほぼ2人みたいなもんだ


跡部「おい、宍戸本当にAは立海にいるんだろうな？」

ずっと黙ってた跡部が聞いてきた


宍戸「確かにいるが、あいつがテニス部のマネージャーなのか分からないぜ。………ていうか、1週間前からその質問ばっかだな。」


たく、跡部の野郎なんなんだよ
この一週間同じことしか話さねぇ


跡部「別にいなくてもいい。ただあいつが確実に立海にいるか知りたいだけだ。」

その言葉何十回も聞いたぜ…


宍戸「はぁ…なんでお前そんなにAについて知りたいんだよ」


跡部「あーん？それはAは俺と結婚するからだ！！」

腕を組みドヤ顔で言う様子に肝が抜かれる

何言ってんだ？


そう思っているとジローがむくりと起きた


芥川「Aー？どういうこと！？もう1回言って！！」




跡部「フッ！俺はAと結婚するんだ！」

跡部は俺たちに知らしめるかの様に言った


宍戸「おまえ、何言ってるんだよ。俺達はAからそんな話し1回も聞いた事ないぜ。」



跡部「それはあいつが恥ずかしがって話さなかっただけだ。」



Aが恥ずかしがり屋ってそれはないだろ

ま、Aに聞いてみれば全て分かるか…

ぶおんぶおん

そんな事を思っているうちにバスが着いた

跡部「立海が着いたみたいだ！俺様が直々に迎えに行くぜ！」



颯爽とバスに向かう跡部を宍戸は後ろから見て思った。

取り敢えずAは変なやつに好かれたんだな

でも何処に接点があるんだ？

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