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阿部「A用の部屋にみんな居るらしいからそっち行こっか」
『え゛っ、私南座公演の間一人部屋なの？！』
阿部「まぁ、そこは人数的にも性別的にもちょっとね笑」
『んな事言ったって、ホテルに1人では寂しすぎるじゃんかぁ……』
阿部「すぐ隣の部屋はメンバーだから、大丈夫だって。
ほら、行こっ。」
.
.
.
ガチャッ
パァン！パァン！
『うわぁーーお！！！』
部屋のドアを開けるや否やクラッカーの爆音が私を出迎えてくれた
「「「A！大学合格おめでとう！！！！」」」
『うへぇ！！！ケーキあるぅ！！！！』
宮舘「流石にホテルで手料理は作れないからスーパーでお惣菜買ってきただけだけどね」
向井「Aちゃんほんまおめでとう！！！！！！」
康二くんが有り得ない勢いで抱き締めてきてケツから床に崩れた
『ちょ、痛い……』
深澤「取り敢えず！ご飯食べよう！！！」
.
.
みんな明日朝から公演があるってのにお酒を飲んで結構騒いでる
蓮くんだけはちびちびとお酒を飲みながら1歩引いて皆を眺めていた
目黒「柊も、おじさんおばさんも、喜んでるんじゃない。
自慢の娘だな。」
隣に座ってそう呟きながら頭を撫でてくれる
柊の話をされると、泣いてしまうから。
お葬式が終わってからは意識的に避けていた
こんな所で言われるなんて思ってなくて
『蓮くんに頭撫でられるの好きじゃないんだけどなぁ……』
泣きそうになるのを抑えて軽口を叩く
目黒「今日くらい、我慢はよくねーよ。」
さっきより強い力でワシワシ頭を掻き回す
『髪の毛ぐしゃぐしゃ……笑
でも、私泣かないよ。
次に泣くのはデビューって決めてるからさ。』
目黒「かっけぇ〜笑
デビュー、出来たらいいな。」
『もちろん。』
確証も、どうなるかも分からないその淡い期待は
私の硬い背中を押すには丁度良かった
佐久間「あー！！！めめがAの事泣かせてるぜ！！！」
『語弊あるけど間違っちゃいねぇわ笑』
目黒「え、ちょっ。！泣かせたつもりない(」
佐久間「Aを涙目にさせた罪〜！逮捕ー！！」
ふわふわと酔ってる皆を見て、眠くなってきた
椅子に座りながら、この光景が続けばいいなって、そう思った。
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暖 - 年越し日の出のところです。 (2021年3月2日 15時) (
レス) id: 6d5a5e943f (このIDを非表示/違反報告)
暖 - 後半らへんから 名前が名前のままです。 (2021年3月2日 15時) (レス) id: 6d5a5e943f (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年2月28日 10時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいね。 | 作成日時：2021年1月24日 11時
