え？ちょっと待って。ここどこ？

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『なるせよ、どうするよこれから｡』

な｢そりゃもう一緒に逃げるしかないでしょ｡なんで俺たちがこうなるんだよぉ｡｣


あははははもう萎えるよこの状況｡不幸の連鎖ってこういうことなんだね｡


う｢なんか本当にごめんな｡俺らの事情に巻き込んで｡｣

な｢本当だよ、どうしてくれんの？もう帰りたい……｡｣

ま｢本当にごめんなさい｡｣

『いやもういいよ｡相川さ…ﾝ″ﾝ″王子達のせいじゃないですし｡……質問の続きいいですか?』

ま｢あっはい｡もう全部話します｡……謝罪もかねて……｡｣


うんそうして｡じゃないと比に合わないから｡

『嘘なしでお願いします｡』

そまうさ｢うん｡／はい｡｣

『王子や姫ってあと何人いるんですか｡そもそも姫っています？』


ここ大事だよね｡人数によってはなるせの精神が病んじゃうけど←


ま｢えっとですね、王子があと5人で姫が1人います｡無事城を抜け出せたらある場所で合流する約束があるんです｡｣

な｢あっ思った以上に少なかったや、もっといるものかと思った｣

そ｢国王は顔と自分と並んでも自分が目立つようにするためにしてるからね｡そう考えると結構絞られるの｣


ﾜｰなんという自己中
うんやっぱ嫌いだわ｡なるべく早めに潰さないと←


な｢なるべく早めに潰さないとなA｣

『あ同じこと考えてた｡さすが僕らの仲だね』

な｢だね｣

『さてと、早く他の王子達と合流しなきゃいけないんじゃないの?大丈夫?』

そまうさ｢｢｢｢……あっ｡｣｣｣｣


おいヤベーじゃん｡いま日暮れていってるけど!?


『しょうがない、走りますか』

な｢うん走ろ｣

そまうさ｢｢｢｢えっ……｣｣｣｣

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