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松村北斗…精神科医。児童精神科病棟医師。
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ラウールside
結局ご飯は後回しにしてお部屋のベッドに寝かせた。
亮平くんのシチューたちは、事情を話してラップをして置いてもらっている。
1時間くらいで起きてよ〜？と心の中で語りかけながら仕事に戻った。
ちょうど1時間経った頃、同僚の看護師が様子見てくるね、と言ってくれた。
ほんとは俺が行きたいところだったけど、生憎取っ掛り中の仕事がキリよく終わりそうにないからお願いした。
……と、2分もしないうちに戻ってきて何やら微妙な顔。
看「亮平くんお熱かなぁ、しんどそうなんだけど、」
目「ほんとですか、？」
隣でひたすらパソコンを打ち込んでためめも振り返って、俺と目を合わせる。
とりあえず仕事は中断して、体温計とタオルを持って病室に向かった。
電気をつけると、こんなに寒いと言うのに布団を足で蹴っていた。
亮「……まぁ……まま……」
小さく聞こえる「まま」の言葉に心が痛くなる。
今日だけは病院じゃなくてお母さんのご飯が食べられてたかもしれないもんね。
ラ「亮平く〜ん、1回おっきしよっか、」
小声で呼びかけたのにパチッと目を覚ます。
目が覚めて、お母さんが居ない現実を見てしまうとやっぱり。
亮「ふ、ぇっ……えぇぇん……」
目「ごめんごめん、ちょっと汗びっしょりだったから、」
寝かせたまま額、首、背中としっとり濡れた身体を拭いていく。
これは後で熱冷まシートだね。
亮「ひくっ……けほっ、げほっ……」
ラ「こんこんでてるね、」
後でまたホットタオルで綺麗にするつもりだけど、一通りサッパリしたから体温計を挟む。
亮「んぇ、んんぇ……(泣)」
目「やだねぇ、後で先生に見てもらおうね」
ピピピ、と鳴って表示を確認すると。
ラ「39.5……」
目「これ、いつからだ…？」
恐らく朝から既にしんどかったはず。
ラ「亮平くん、しんどいの黙ってた…？」
亮「っ……やぁ、だ(泣)」
ラ「ラウ怒らないよ、ママ会いたかったもんね、」
久しぶりにお母さんに会えるのにお熱だからダメだよ、なんて言われたくないよね。
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おいぬ(プロフ) - チェリーさん» メッセージに送らせて頂きました( ᵕᴗᵕ ) (10月12日 22時) (
レス) id: e34387800d (このIDを非表示/違反報告)
チェリー(プロフ) - コメ失礼します。sugar and saltという小説のパスワードを教えて頂けますか？ (10月12日 17時) (レス) id: 5958ebef62 (このIDを非表示/違反報告)
おいぬ(プロフ) - ぽぽぽさん» わぁ〜本当ですか！とーっても嬉しいです( "̮ )マイペースですがこれからも読んで頂けたら嬉しいです( .ˬ.)" (2022年12月15日 20時) (レス) id: e34387800d (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽぽ - コメ失礼します。いつもほほえましく読ませてもらってます！おまけと言っても面白い話で、ありがとうございます。これからも応援しています！！ (2022年12月15日 19時) (レス) @page28 id: ae6b64ffe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おいぬ | 作成日時：2022年8月31日 20時
