◇ ページ10
目黒side
目「あっ、お前ずる」
ラ「ずるくないです〜」
入浴が終わって少しさっぱりした亮平くんはラウールの腕の中にしっかりとおさまりながら帰ってきた。
寝起きと精神的ショックのせいもあるんだろうけど。
俺でさえ朝拒否されたばっかりだったのに……
寂しさを感じつつ顔を覗けば、まだつーっと涙が零れ落ちる程度ではあって、なんだか無性に抱きしめたくなった。
弱さに漬け込むみたいな感じであれだけど、俺もちょっとは癒されたい、許して……
そう念じながらラウールから亮平くんを受け取った。
……お？
亮「、ん……」
イヤイヤするどころか、こてん、と胸に頭を預けてきて不覚にも悶絶。
目「泣くのおしまいにしてねんねしよう。ご飯の時起こすから。ね？」
新しくなったシーツにそっと降ろしてあげるも、ソワソワしながら不安そうな顔。
亮「……ぽむちゃ、」
弱々しく指したのはベットサイドに畳まれたキャラクターのタオルケット。
お母さんが着替えたちと一緒に置いていってくれたもの。
そっかそっか、これ大事なやつなんだよね。
目「はいどーぞ」
亮「んぅ……」
むぎゅう、と握りしめるそれはタオルケットというよりぬいぐるみの役割をしている気が。
目「亮平くんと一緒に寝たいなぁって言ってるよ？お部屋暗くするからねんねしよっか」
亮「ん、」
ようやくその気になったのを確認して、いつもは開いたままのカーテンも閉めて病室を出た。
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おいぬ(プロフ) - 優真さん» いつも読んでいただきありがとうございます¨̮⃝メッセージに送りましたのでご確認ください！ (11月6日 22時) (
レス) id: e34387800d (このIDを非表示/違反報告)
優真(プロフ) - こんにちは！いつも楽しく拝見しております。パスワード保護のパスワード教えていただきたいです！ (11月6日 22時) (レス) id: 3196b3602d (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - おいぬさん» とんでもないです！ありがとうございます🙇🏻♀️主さんのペースで頑張ってくださいね👍 (8月12日 11時) (レス) id: 76a37fd4ff (このIDを非表示/違反報告)
おいぬ(プロフ) - ののさん» メッセージにお送りしました！読んでいただいてるのに更新が滞っていてすみませんᐢ ; ˙̫ ; ᐢ (8月12日 9時) (レス) id: e34387800d (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - いつもたのしか拝見させていただいてます🙇🏻♀️パスワード保護されている小説を読みたいです😻パスワードを教えてください🙇🏻♀️🙇🏻♀️お手数ですがお願いします (8月12日 7時) (レス) id: 76a37fd4ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おいぬ | 作成日時：2022年8月3日 22時
