◇ ページ46
ラウールside
子供たちの朝ごはんの用意を手伝っていると、苦笑いの翔太くんが亮平くんを抱っこしたまま戻ってきた。
ラ「おかえりなさーい……あれ、寝っちゃてます？」
渡「いっぱい頑張ったんだよねー」
亮「っん……く…(泣)」
翔太くんの胸にこれでもかってくらい顔を埋めてると思ったら、泣いてる顔を見られたくないみたい。
渡「ほぉら、ご飯食べよー？」
ラ「うん。亮平くんの分ちゃんと用意してたからね」
涙で張り付いた前髪をはらいながら亮平くんを受け取り、お部屋に向かった。
❖
亮「らう！！おうどんありがと！」
ナースステーションの入口で仕事をしていると、脚に巻きついてきた亮平くん。
もうずいぶん楽になったみたいだけどまだ経過観察。
ラ「あ、あれ食べてくれたの？おいしかった？」
亮「うん！サクサクだった」
ラ「…ん？」
さ、さくさく？
うどんとは到底離れた効果音にハテナを浮かべていると、なんだか得意気になりながら膝に乗ろうとしてきた。
亮「あのね、おうどんをね、細いのと細いのをネジネジして、わっかにして、ドーナツにしたの！」
興奮してるのか言葉が断片的すぎて一回じゃ伝わらなかったけど、よくよくちゃんと聞いてみると、うどん作り体験ができなかった代わりに、栄養士さんに協力してもらってうどんを使ったドーナツを作ったみたい。
渡「こーら、りょう。みんなには内緒なんだから」
亮「あ、そっかぁ」
後ろを通りかかった翔太くんに優しく注意されてもニコニコしている亮平くん。
お熱も下がって前までのお茶目ぶりも戻ってきたね。
やっぱり亮平くんはこうでなくちゃ！
たまらなくなって、膝の上で続きを話すかわいこちゃんをきゅ、と抱きしめた。
FIN.
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おいぬ(プロフ) - 優真さん» いつも読んでいただきありがとうございます¨̮⃝メッセージに送りましたのでご確認ください！ (11月6日 22時) (
レス) id: e34387800d (このIDを非表示/違反報告)
優真(プロフ) - こんにちは！いつも楽しく拝見しております。パスワード保護のパスワード教えていただきたいです！ (11月6日 22時) (レス) id: 3196b3602d (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - おいぬさん» とんでもないです！ありがとうございます🙇🏻♀️主さんのペースで頑張ってくださいね👍 (8月12日 11時) (レス) id: 76a37fd4ff (このIDを非表示/違反報告)
おいぬ(プロフ) - ののさん» メッセージにお送りしました！読んでいただいてるのに更新が滞っていてすみませんᐢ ; ˙̫ ; ᐢ (8月12日 9時) (レス) id: e34387800d (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - いつもたのしか拝見させていただいてます🙇🏻♀️パスワード保護されている小説を読みたいです😻パスワードを教えてください🙇🏻♀️🙇🏻♀️お手数ですがお願いします (8月12日 7時) (レス) id: 76a37fd4ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おいぬ | 作成日時：2022年8月3日 22時
